グレゴリー・ぺックの本邦初登場作品(映画デビュー2作目)。中国での宣教活動に生涯を捧げた神父を描く、小説が原作の人間ドラマ。監督は「裏町」(1932)などメロドラマの名手、ジョン・M・スタール。製作・>>続きを読む
クラウス・キンスキー主演「ノスフェラトゥ」(1979)の続編として企画されたが、制作過程で変更が繰り返され別物になった耽美的吸血鬼映画。全編ベニス(ベネツィア)ロケ。主題曲はヴァンゲリス。
吸血鬼研>>続きを読む
巨匠ロバート・ワイズ監督によるアメリカン・ニューシネマ風味の恋愛ドラマ。撮影は「太陽がいっぱい」(1960)「シベールの日曜日」(1963)のアンリ・ドカエ。
モロッコからパリに向かう列車の中で過去>>続きを読む
ヴィンセント・プライス主演作の中でも屈指のカルト人気を誇る異色ホラー・エンターテイメント。デ・パルマ監督、ジョン・カーペンター監督に多大な影響を与えた重要作。監督は「女子大生・恐怖のサイクリングバカン>>続きを読む
メロドラマの名手ジョン・M・スタール監督の代表作。不倫ヒューマンドラマ。撮影は「最後の人」(1924)「メトロポリス」(1927)のカール・フロイント。原作は本監督「模倣の人生」(1934)=リメイク>>続きを読む
ロスト・フィルム。3分間のフィルム断片のみ現存。
3 部構成の歴史映画で、第 1 話は古代エジプト、第 2 話はユゴーの小説に基づいており、第 3 話は 1917 年のロシア革命。
監督:F・W・>>続きを読む
キアヌ・リーブス(当時21歳)の映画出演2本目。岡崎京子の漫画「リバーズ・エッジ」(1994)の元ネタとしても知られる青春犯罪ドラマ。柳下毅一郎のオールタイムベストテンの一本。
アメリカ郊外の街。河>>続きを読む
マーティン・スコセッシ監督のオールタイムベストの一本。テクニカラーによるサイコスリラー系メロドラマ。監督は「裏町」(1932)などメロドラマの名手ジョン・M・スタール。原題「Leave Her to >>続きを読む
仏・ヌーヴェル・ヴァーグ期の忘れられた名匠ジャン=ガブリエル・アルビコッコの代表作。究極の耽美恋愛映画。撮影は監督の父親でアニエス・ヴァルダ「コートダジュールの方へ」(1958)などを手掛けたキント・>>続きを読む
ボリス・カーロフの本家フランケンシュタイン3部作最終作。古城ホラーマニアの間でカルト的な人気を誇る1本。「ヤング・フランケンシュタイン」(1974)の元ネタ。
フランケンシュタイン博士の死後、その息>>続きを読む
記録漏れ。
MGMによる豪華スター病院ドラマ。リチャード・ウィドマーク、ローレン・バコール、グロリア・グレアムとフィルム・ノワールのアイコンたちに、リリアン・ギッシュ、シャルル・ボワイエらが共演。>>続きを読む
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の出世作となった長編2作目。本国カナダで数々の映画賞を受賞。
ノルウェーの海。オンボロ船でまな板の上の怪魚が「君たちに素晴らしく美しい話を」と語り始める——大女優の娘に生まれ>>続きを読む
B級映画の帝王ロジャー・コーマン監督によるゴシック・ホラー史劇。シェイクスピアの戯曲『リチャード三世』で有名な史実の映画化。1939年版「恐怖のロンドン塔」をリメイクしたモノクロ作品。
かねてから王>>続きを読む
ユニバーサル・ホラーの流れで作られた古城史劇。シェイクスピアの戯曲『リチャード三世』で有名な史実の映画化。
15世紀。王位の略奪を目論むグロスター公リチャード(ベイジル・ラスボーン)は、王である実兄>>続きを読む
「デューン」の前作から3年ぶりのシリーズ2作目。
※あらすじはFilmarks概要欄参照
前作から大きく進化した映像の圧倒的な迫力に打ちのめされた。特にサンドワームに乗って突き進むシーンが凄まじく>>続きを読む
「ミツバチのささやき」(1973)のビクトル・エリセ監督(83歳)による40年ぶり3本目の長編劇映画。フィルムとデジタルで撮影。
※あらすじはFilmarks概要欄参照
冒頭の劇中映画が冗長で面白>>続きを読む
東日本大震災から10年を過ぎた福島を舞台に、遺された父娘の傷みと再生を描くヒューマンドラマ。俳優・小林且弥の初監督作。ピエール瀧の復帰初主演作。
福島県の港町。海への散骨業を営む井口真吾(ピエール瀧>>続きを読む
敬愛する若松孝二監督が立ち上げた名古屋シネマスコーレ。その立ち上げのドラマと聞き、満を持して同館に初遠征した。
1983年、若松監督(井浦新)は自主映画上映館の設立を計画する。館名はシネマスコーレ=>>続きを読む
ドイツ表現主義の主要作に数えられる一本。第4回キネマ旬報ベストテン第2位。撮影:カール・フロイント。美術は「黒水仙」(1946)などのアルフレッド・ジュネ。「ヴァリエテ」とは「曲芸団」の意味。
※日>>続きを読む
英国ゴシック・スリラーの隠れた逸品。監督は「オペラの怪人」(1943リメイク版)のアーサー・ルービン監督。美術は「回転」(1961)のウィルフレッド シングルトン。原題「FOOTSTEP IN THE>>続きを読む
ナチス最悪のプロパガンダ映画「ユダヤ人ジュース」(1940)の監督ファイト・ハーランの息子トーマスが反ナチ映画を制作した。その密着ドキュメント。原題「Notre Nazi:ノートル・ナチス」 。
戦>>続きを読む
ナチス製作映画の中でも“最悪”と評される最初のユダヤ人差別史劇。監督はナチス・プロパガンダ映画の筆頭ファイト・ハーラン。主演はダグラス・サーク監督「南の誘惑」(1937)のフェルディナンド・マリアン。>>続きを読む
ナチス政権樹立(1933)の翌年にイギリスで制作されたユダヤ人差別を問い直す実話史劇。主演は「カリガリ博士」(1920)“眠り男”のコンラート・ファイト。監督は「奇蹟人間」(1937)のロウター・メン>>続きを読む
「いちご白書」(1970)の続編とも称される幻のアメリカン・ニューシネマ。主演は同作のブルース・デイヴィソンと「砂丘」(1970)のダリア・ハルプリン。監督は「ローリング ・ サンダー」のジョン・フリ>>続きを読む
「肉の蝋人形」(1933)を同じくワーナーが20年ぶりにリメイクし同社史上最大の興行収入を上げた猟奇ホラー。史上最初のステレオ立体映画(3Dメガネによる)。ブレイク前のチャールズ・ブロンソンが手下役で>>続きを読む
「カサブランカ」(1942)のマイケル・カーティス監督が初期に手掛けたワーナー製ホラー・ミステリー。後に何度もリメイクされる名作古典。最初期の2色式テクニカラー。
1921年ロンドンで天才彫刻家イゴ>>続きを読む
アメリカを代表するコメディアンのひとりビル・マーレーが主演するサスペンス・コメディの傑作。監督は「コピーキャット」(1995)などのジョン・アミエル。
レンタルビデオ店員のウォレス(ビル・マーレー)>>続きを読む
「サムライ」(1967)などの名匠メルヴィル監督が唯一の映画賞(ヴェネチア国際映画祭)を受賞した宗教×女性ドラマ。「シベールの日曜日」(1962)の少女パトリシア・ゴッシの隠れた出演作。主演は「二十四>>続きを読む
スコセッシ監督作の中で異彩を放つ不条理ブラック・コメディ。「タクシー・ドライバー」(1976)以来10年ぶりの低予算独立映画。撮影はファスビンダー監督組の常連、ミヒャエル・バルハウス。
ニューヨーク>>続きを読む
英ノーベル賞作家ジョン・ゴールズワージーの代表作「林檎の樹」(1916)の映画化。イギリス製作の美しくも切ない悲恋ドラマ。
20世紀初頭イギリスの夏。大学を卒業し弁護士の資格を取ったばかりの上流階級>>続きを読む
1968年12月収録。
ストーンズは「レット・イット・ブリード」録音中の頃。
ビートルズは「アビィ・ロード」録音の直前。
ミック・ジャガー25歳。
ジョン・レノン28歳。
サタン教会の司祭長アントン・ラヴェイの儀式など悪魔イメージのモンタージュ映画。音楽はミック・ジャガ—。
ミックのノイズミュージックのPVのような印象。
「柔らかい殻」(1990)のフィリップ・リドリー監督によるカルト宗教スリラー。原題「THE PASSION OF DARKLY NOON(薄暗き真昼の受難)」。
奥深い森林。衰弱した青年(ブレンダン>>続きを読む
ジョン・ウエインが62歳にして生涯唯一のアカデミー主演男優賞を受賞した痛快西部劇。監督は「死の接吻」(1947)などの大御所ヘンリー・ハサウェイ。共演は「いちご白書」(1970)のキム・ダービー。音楽>>続きを読む
「死の接吻」(1947)「勇気ある追跡」(1969)などの大御所ヘンリー・ハサウェイ監督による良作ミステリー。原題「23 Paces to Baker Street(ベイカー街まで23歩)」。
病気>>続きを読む
「哀れなるものたち」(2023)の原作元ネタとして、『フランケンシュタイン』(1818)と共に挙げられる史上最初の性愛文学『ファニー・ヒル』(1748)の映画化。オリバー・リード、シェリー・ウィンター>>続きを読む