原作は18世紀の貴族の話で、暇とお金を持て余した夫婦が自分たちの浮気や不倫だけでは飽き足らず、知人やその周囲までも話の種と言わんばかりに陥れていく。
ゲームの様に他人の心を弄ぶこの夫婦は、共犯者とし>>続きを読む
とっても軽〜いリドリー・スコット作品。
マッチスティック・メン、その名の通り詐欺師たちの話。複数形なのが大事。
「マッシブ・タレント」が楽しかったので、こちらのニコラス・ケイジを。
神経症を抱えた>>続きを読む
「暗殺のオペラ」を観てからずっと気になってた今作、有難うU-NEXT。
計算され尽くした映像の美しさは確かに感動です。
しかし50年以上前の作品なので時代的なものでしょうか、ドミニク・サンダ扮する教>>続きを読む
リドリー・スコットが描くナポレオン。
先日「首」を観たばかりの私としては、マリー・アントワネットの斬首から始まる今作は、「こっちも首⁈」となった。
20代から亡くなるまでをホアキン1人で演じている>>続きを読む
12月になり「今年もあっという間に終わりね」と毎年ため息をつく自分にとっては、結構考えさせられる作品でした。笑
秘境のビーチで急激に年をとっていく登場人物たち。
ある者は病いで亡くなり、ある者は認知>>続きを読む
ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺をテーマにした「JFK」から30年以上経ての、このドキュメンタリー。
「悪は必ず現れる」と「JFK」の中のケビン・コスナーの台詞のとおり、オリヴァー・ストーン監督の綿密>>続きを読む
17世紀オランダの巨匠レンブラント。
彼の絵に魅せられた人達の大小様々なドキュメンタリー。
1人目は、先祖がレンブラントに肖像画を描いてもらったことのある名家の11代目ヤン・シックス。
彼はオークシ>>続きを読む
北野武原作の戦国乱世「本能寺の変」ということで、所々お笑いの要素があって好きな様に作ったんだね〜という感想。
当時の資料がどれだけあるのか細かいバックボーンは分からないけど、信長の狂気、明智光秀の裏>>続きを読む
表題のトライアングルとは社会的階級を表す三角形のこと。
権力を持つ上層部と彼らに使われている下層の人間が、ある事故によって様々なパターンで逆転する皮肉を描いている。
人生の幸福度をお金でしか計れな>>続きを読む
観る者の想像力を掻き立てる音響効果。
緊急通報のオペレーター室で電話を取る男。画面はそこから一歩も外に出ないのに、頭の中には外の景色が見えてくる。
電話の向こうから聞こえてくる声とその内容から、主>>続きを読む
オゾン監督のコメディー。
赤い幕が開いて舞台の様な感じで話は始まる。
有名プロデューサーの遺体が見つかり、容疑をかけられた売れない女優が「私がやりました」と認めたところから次々と事態が好転し…。>>続きを読む
札幌のモエレ沼公園や岐阜提灯を模したスタンドライト「AKARI」シリーズのデザイナー、イサム・ノグチ。
彼の作品をTVで見る度に以前に観たこの映画を思い出す。
これはイサム・ノグチの母レオニー・ギル>>続きを読む
イギリスのヘンリー8世が若い貴族の娘アン・ブーリンと再婚し、結果的にそのアンをロンドン塔に送り処刑するまでの1000日を描く。
同じテーマの作品「ブーリン家の姉妹」よりも30分長いので、離婚が許され>>続きを読む
親友の婚約を記念してスペイン旅行に出かけたインドの幼なじみ3人組のロードムービー。
「ハングオーバー」の様なお酒の失敗は無く、3週間という時間の中でそれぞれが自分の心と向き合っていく。
1人は仕事>>続きを読む
実話を元にした社会派ドラマ。
フランスの原子力発電会社アレバの組合代表、モーリーン・カーニーが自宅で侵入者に襲われた。
それはモーリーンが自社の雇用を守る為に、会社が秘密裏に進めている中国との契約に>>続きを読む
実話に基づく痛快な裁判劇。
葬儀社を営む男が、資金難のために協力を求めた巨大企業に乗っ取られそうになり訴訟を起こす。
裁判に勝つために葬儀社側が依頼したのは負け無しの弁護士だが、ちょっと畑違いで😅>>続きを読む
南インドの田舎町。
高齢の父親と暮らす息子が漸く見つけてきた仕事は、日本のIT企業のロシア支社。
1人残される父親にヘルパーを雇うが、何かと気難しい父親は誰にも心を開かない。
そこで勤め先の会社から>>続きを読む
ヒンドゥー教によって紀元前に定められたカースト制度、そのカーストにも入れないダリット(人間以下として扱われる人)の女性たちによって立ち上げられたインドの新聞社「カバル・ラハリヤ(ニュースの波)」のドキ>>続きを読む
先日、学生時代の後輩で余命宣告を受けて緩和ケア病棟に入院した友人の見舞いに行ったばかりだったので、色々と感情が揺さぶられる場面があった。
彼は、どんな治療や努力も意味を成さない無力感と、今後やって来>>続きを読む
面白かった!
大分前からTLで評判の良いこの作品が気になってました。
ニコラス・ケイジは好きな俳優ではないけれど、これを観た後は何だか憎めない奴でポイント高めになった🤭
ニコラス・ケイジが本人役で>>続きを読む
ウェス・アンダーソン✖️ロアルド・ダール短編第2弾だそうで「ヘンリー・シュガー…」でルパート・フレンドもっと大きく写して!と懇願したら第2弾ではそのリクエストに応えて頂き、久しぶりに彼の演技を堪能しま>>続きを読む
"MINAMATA"の写真家ユージン・スミスがN.Y.マンハッタンに8年間借りていた倉庫ビル、そこはジャズミュージシャン達の溜まり場となった。
多くの写真と当時のテレビ、ラジオ、彼が掛けた電話まで録音>>続きを読む
親の遺産で何不自由なく暮らすヘンリー・シュガー。
悪人ではないけど善人でも無く、財産が半分になるからと結婚もしない、そんな男がある能力を手に入れて…という話。
2倍速で流れる様な早口の台詞はカンバ>>続きを読む
ようやく観ることができた若いスティーブ・ブシェミ主演作品。
N.Y.で映画づくりの夢をみる貧しい青年が、資金援助を申し込んできた胡散臭い老人に振り回されて…のお話。
「フラッシュダンス」のジェニフ>>続きを読む
殺伐としたニュースが溢れる日常の中で、ホッと一息ついて美味しいお茶を頂いたようなそんな作品。
イギリス文学が好きなニューヨーク在住の女性作家とロンドンの古本屋の店主との長い間の手紙のやり取りを描いた>>続きを読む
映画館に行く度に、まだ上映してる…と横目で見ていた作品をやっと観て来ました😅
上映開始から7ヶ月以上も経つとさすがに200人位の小さめなスクリーンになっていたけど、それでも客席は7割は埋まっていてリ>>続きを読む
フォロワーさんのレビューに刺激されて。
大好きな「女はみんな生きている」の監督作品で、上映中止?発売禁止?となると是非観てみたい。笑
結果は、とても面白くて笑いながら観ました。
貨幣制度無し、戦争>>続きを読む
ジェーン・バーキン死去のニュースに触れて。
今作では登場場面は少ないけれど、ニーノ・ロータのメロディが朗々と流れるオープニングタイトルでは、主役のピーター・ユスティノフの次に名前が出てきて、既にフラン>>続きを読む
私の中のビー・ジーズは♪マサチューセッツ、♪ホリデー、♪ジョークなどで、心に染みる様なロビン・ギブの声にコーラスが重なって一つに聞こえるあのハーモニーだ。
ディスコサウンドと言われた裏声で大ヒットし>>続きを読む
ある日の遅い時刻に複数のヘリコプターで上空がかなり長い時間騒がしい時があった。
事故か?事件か?とTwitterを覗いたら「ヘリが騒がしいので○○警察に問い合わせたけど警察機では無いらしい。となると大>>続きを読む
CGのやりすぎ感が気になって" 私は一体何を見せられているのだろう"と出だしから少々不安になりましたが、インディ・ジョーンズの面白さって確かにその辺の要素大きかったなぁ…と思い直しました🤭
どうして>>続きを読む
"人生は不確かだ "という事をバイオレンスとコメディを混ぜて語る不思議な作品。
妻が死亡したのは計画的殺人に巻き込まれたからだとギャングに復讐するが、当然そこから始まる負の連鎖。
怒りを抑えられず>>続きを読む
過去に観て印象的だったのでもう一度鑑賞。
中国の近代史に深く関わった宋家の三姉妹。
幼くしてアメリカに留学した三姉妹は帰国後に、長女は銀行の資産家に嫁ぎ、次女は孫文と、三女は蒋介石と結婚する。
そ>>続きを読む
クラプトンのデビュー60周年を記念して、30数年前の1990年〜91年にロイヤル・アルバートホールで行われたコンサートからヒット曲17曲を抜粋したライヴフィルム。
既にDVDやCDでも出されている様な>>続きを読む
「パリのアメリカ人」ならぬ、ロンドンのフランス人。
友達いない、彼女もいない無口な男が突然の解雇を言い渡され…と、アキ・カウリスマキのあるあるシチュエーション。
ロンドンが舞台のはずなのに、何故か>>続きを読む
ヒャッハーのフィリップ・ラショー目当てで。
記憶喪失のバッドマン。
アメコミ作品ほとんど観てなくても分かるパロディ( オマージュ?インスパイア?)があちこちに。
下ネタ炸裂でバカバカしいけど時々声>>続きを読む