ウクレレまさあきさんの映画レビュー・感想・評価

ウクレレまさあき

ウクレレまさあき

クイーン・オブ・ダイヤモンド(1991年製作の映画)

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淡々と1日仕事をした後で、さらに淡々とした映画を観る。
初めてのニナ・メンケス監督作品、予備知識無く鑑賞。

独特で完璧な構図、動かないカメラ、無い会話、無い音楽。
断片的な日常、延々と続く仕事、終わ
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鼓動を高鳴らせ(2015年製作の映画)

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「マーダム・オル・マサラ2024」@シネ・リーブル池袋第14弾、今回はひとりで参加、鈴×2個持参。約7割の入りだった。

成金富豪の仮面一家が、結婚記念で友人を招待して🛳遊覧船旅行に出発も、それぞれの
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

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内臓をひっくり返してやる。

これ、めちゃ引き込まれた。予備知識なしで鑑賞。『YEBISU GARDEN CINEMA 30th FILM FESTIVAL』の上映プログラムにあって気になってた。
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

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家具か。個人用?建物用? 君の労働契約は?
冷房を強にしよう。昔の冬のように。

1973年に制作された、2022年ニューヨークが設定のディストピア映画。人口爆発と温暖化で失業者であふれる。食料は配
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ひみつのなっちゃん。(2023年製作の映画)

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日本版プリシラか。ニ丁目のドラァグクイーン3人が、郡上八幡で行われる“家族”の葬儀に参列を目指す🚗ロードムービー。
面白い題材も、特に前半のテンポが悪く、ショーダンスは1曲だけと中途半端。もったいない
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ジョン・レノン 失われた週末(2022年製作の映画)

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今まで観てきた映画や本のJohnと違ってて、面白かったし驚いた。

John とYoko って、浮世離れしてるバカップルとして認識してたし、その生き方はある種の憧れであり、魅力だと思ってた。“WAR
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タイガー 裏切りのスパイ(2023年製作の映画)

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最後の言葉は真実よ。

YRFスパイ・ユニバースって、まさにインドのアベンジャーズだった。

予習を終えて、晴れて『タイガー』、劇場デビューです。さすがは新宿ピカデリー、低音ビンビンで気持ちいい。「映
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タイガー 甦る伝説のスパイ(2017年製作の映画)

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この世界を築き上げたのは、慈愛だ。

観始めたら止まらない、BS12“サメジャッキーインド‼︎映画祭”。
インド、パキスタン問題がテーマでありながら、前作が恋愛映画で、今作はスパイ映画になってる。共通
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

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日本は命を粗末にして来た。

2月にパールハーバーで、戦艦ミズーリ記念館を見て来た。この戦艦は零戦の特攻隊が1機命中していて、その痕を見たけど、端がちょっと曲がっただけ。言われないと気付かないレベルで
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タイガー 伝説のスパイ(2012年製作の映画)

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狂気なき愛は、愛ですらない。

『PATHAAN/パターン』でタイガーを見て、ずっと気になってた。まさかのノーカットテレビ放映、ありがとう、BS12“サメジャッキーインド‼︎映画祭”。
GWに観たい封
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

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🦎トカゲは聞き上手だ。でも人は対話できる。

公開当時は予告編見てスルーも、エリザベス・バンクス監督作品だったなんて。知って俄然観たくなった。
国立公園に、空からコカインが投げ込まれた。それを食べた熊
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グローリア!(2024年製作の映画)

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1800年ヴェネチア近郊にある孤児院を持つ教会。新ローマ教皇の訪問を機会に、音楽会を開くことに...

「イタリア映画祭2024」にて鑑賞。
オープニング、教会の日常の仕事が音楽になるシーンが秀逸。シ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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故郷

エンタメ全開で楽しかった。やっぱりハリウッド映画だけにコング寄りの構成ではありながら、ゴジラアイテム入れて来るあたりが上手い。
バトルも音も迫力あった。今更ながら劇場で観たかった。

背中で哀
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

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ゴジラとモスラは“良い仲”なのか?

『GODZILLA ゴジラ』2回目観た流れで、直ぐにU -NECTで本作を鑑賞。ストーリー的には、見事なまでの続編だった。

ゴジラに息子を殺された家族を起点とし
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

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BS12日曜ゴジラ劇場にて。ずっと気になってた。『ローグ・ワン』って言うより、大好きな『モンスターズ/地球外生命体』のギャレス・エドワーズ監督作品。
そもそもゴジラにはあまりこだわりが無くて、『ゴジラ
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ピラニア(1978年製作の映画)

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空を見て。スーパーマンよ!

1978年制作の動物パニック映画。🐟 🐟
軍がマッド・サイエンティストを使って、山奥でピラニアを兵器化する。それが、ひょんな事から放流されてさぁ大変って話。

上流で毒を
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ファニー・ページ(2022年製作の映画)

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コミック・オタクの高校生が、恩師の死をきっかけに高校を中退し、カートゥーン作家を目指す。家を出て貧困地区の地下で暮らし始める。
国選弁護人の助手の仕事を通じて、ウォレスと知り合う。彼は以前、コミック会
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タイガー・バレット(2018年製作の映画)

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タイガー・シュロフがロニーって、『シャウト・アウト』と同じ。こちらが前作で全然マジな展開。
4年ぶりに元カノから、電話で助けてって言われたらっていう話。
大学時代はキラキラしてて、一方今は、ロニーが軍
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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高3二女のおすすめ、学校で流行ってるんだって。

🎤紅だぁ〜!

最後に向かって盛り上がるのかと思いきや...
エンドロールの合唱Ver.が、『アメリカン・ユートピア』みたいで良かった。

No.10(2021年製作の映画)

4.0

君たちにはジャズやブルースがあるだろう。イエスは白人の作り話だ。

舞台俳優が主役で、驚きの展開って聞いてもピンと来ず、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』みたいな感じかなって勝手に
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AKIRA 4Kリマスター版(1988年製作の映画)

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(移動しました。)

有楽町ピカデリー DOLBY CINEMA にて鑑賞。スクリーンが超デカくて、音はクリアで多少腹に来る感じ。高いだけあって劇場は全体に黒くてゆったりと高級感あり。

(Dolby
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JAWS/ジョーズ2(1978年製作の映画)

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パパ、うんと叱って。

いろんなサメ映画観てるけど、この作品を観るのは初めて。サメ映画史上最初の続編、になるよね。
舞台は3年後、前半は🦈なかなか出てこないし、緊張感は皆無だけど、水上スキー、ダイビン
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

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中学生の頃666は少し流行ったけど、映画『オーメン』は観ていない。調べたらサブスクには無くて、最新作はディズニーだし、観るか迷った。
友人から、ちょっと『ポゼッション』っぽいって聞いて、前日譚だったら
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台湾アイデンティティー(2013年製作の映画)

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2月に家族4人で台北に行った。旅行中、若い女性が、初老の方が日本語で話しかけてくれた。

終戦前の50年間、日本は台湾を統治していた。日本名があって、日本語を話す。日本人だと思ってたって。和服着て、味
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プリシラ(2023年製作の映画)

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家の火を消さないで欲しい。

EPが徴兵されて西ドイツ駐留時に知り合った少女プリシラ。9年生って中3か。この歳でこんな体験したら、生活変わるだろ。
ピアノで歌うところ、弾き方が先日映画で観たリトル・リ
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ロボシャーク vs. ネイビーシールズ(2015年製作の映画)

3.5

シアトルか。スターバックス、スペースニードル、ヒップスター、マイクロソフト、ニルヴァーナ...

昨年の“シン・ゴールデンサメ劇場”で吹替版を録画も、観てなかった。今年はまた『シャークネード』6作品だ
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エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命(2023年製作の映画)

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イタリア文化会館の特別試写会にて鑑賞。

隠れる先は、母のスカートの中か、教皇のガウンの中か。

イスラム人家族の少年が、身に覚えがない洗礼を理由に教会によって連れ去られ、ローマで教皇のもとで育てられ
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

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.Wow... ⛲️ Wow...


行間と音楽が沁みた。
けど、ちょっとズルい。

「勝てるわけないよ...」

🗽

火の道(2012年製作の映画)

4.0

火の道だ。火の道を行け。

新文芸坐“ようこそ、魅惑のインド映画の世界へ”にて。
父の教えを胸に、島を離れてムンバイでマフィアから這い上がり、復讐の機会をうかがう王道インド映画。

30分以上(体感)
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パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

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パリの駅ピアノで見出されて、郊外団地の不良生活から、音楽院の代表としてコンクールに大抜擢される話。

音楽ものとしてはベタなストーリー展開も、やっぱりハラハラするし、引き込まれる。圧巻の🎹演奏、楽しめ
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ジェイク・ザ・スネークの復活(2015年製作の映画)

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『アイアンクロー』観たので🤼‍♀️プロレス繋がりで、こちらはドキュメンタリー。レスラーって体は丈夫でも、心は病みやすいのか。脚光を浴びるのも依存症の原因とは。

彼の着るTシャツが、いちいちツボで笑っ
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

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家族と一緒に居たかった。

呪われた一家と言われた、フォン・エリック家の話。お父さんはうっすら覚えてる。“アイアンクロー”って、地味な技のわりには、小学生の頃?流行ってた。
息子たちが引き継いだのか。
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エビータ(1996年製作の映画)

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BOOKOFFでサントラ漁ってたら💿エビータ があった。録画してたのを思い出して鑑賞。

アンドリュー・ロイド=ウェバーの戯曲を、アラン・パーカーが監督、そして主演はマドンナ。アントニオ・バンデラスが
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RHEINGOLD ラインゴールド(2022年製作の映画)

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最初の記憶は刑務所だった。

クルド人として生まれ、内戦に巻き込まれ、家族で亡命、パリを経てボンへ。両親の離婚で困窮。
「兄はいないから」とポルノビデオ、大麻取引をきっかけに“カター”となる。少年院を
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COUNT ME IN 魂のリズム(2021年製作の映画)

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文字どおり🥁ドラム愛の映画。ドラマーでもないのに、ずっとニンマリしながら観た。

リンゴ・スター、チャーリー・ワッツ、キース・ムーン、ジンジャー・ベイカー、ボンゾ...

憧れのドラマーについて、チャ
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ウォーカー(1987年製作の映画)

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アメリカは、この国を諦めないと誓う。
この言葉が君たちにずっと付きまとう。

『ロンドン・コーリング ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』繋がりで、むらむらさんからの紹介で鑑賞。いつも有り難う。
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