イタリアの復讐劇。中世のフィレンツェが舞台。
でも、そんなに陰鬱な感じはしなかった。
復讐される者もする者も朗々とまくしたてる。
残酷で人を傷つけた男が乱心者と言われ、最後は本当に乱心する姿がいっそ憐>>続きを読む
若い頃からプルーストの小説好きでした。
結婚した時お金かかったけど「失われた時を求めて」全巻セットで買って読んだ。
複雑、難解な恋愛心理は出ていたように思います。
主役の二人、共に29歳だった。なのに>>続きを読む
80点です。
お喋りな自称伯爵夫人が食事中美女にナイフで刺されるというミステリアスなファーストシーンから、謎解きが始まり、見応えありました。
地方でメイドもいる有閑マダムが、世間ずれしたお喋りな悪女に>>続きを読む
レナート、サルバトーリが若い。
そして後半にはタクシー運転手の役でマルチェロ、マストロヤンニが出ていました。28歳にしては落ち着いた感じでした。
3人の娘さんたちの恋愛と生活が、生き生きと描かれていた>>続きを読む
騒々しくもなく、淡々とした展開。
他愛ないけど嫌味ない。
若き日の俳優としてのデ、シーカがハンサムでした。
どこか、ピアニストの角野隼人さんに似ていた。
イタリアの紙幣は大きい。
今はユーロ紙幣で小さ>>続きを読む
美貌で長身そのせいか猫背気味のイザ、ミランダでした。
厳格な軍人の父親からの束縛を逃れたい、ガブリエラ 通称ガビーが男に愛され幸福を掴みながら何故か自殺してしまう。
マックス、オフェルス監督の唯一のイ>>続きを読む
マットディモンが23歳の時に出演。
若くて、少年のようでした。
インディアンより白人が悪いのではないかと、認識を改めた。
力に勝る西洋人はみんな、有色人種に同じ事をしたのです。
淡々とした展開。
ウォ>>続きを読む
冴えないけれど、美しい字を書く男の悲喜劇でした。
貧しい階級と特権階級の対比が鮮やかです。
外套が富の象徴のようです。
主人公の恨みがましい表情が目に焼き付きます。
ラストは希望を持たせます。
一寸、>>続きを読む
地震がテーマなのでしょう。
日本は地震が多い。
他人事ではない。ミミズに「もののけ姫」を思いました。
映像は素晴らしかった。
自然、風景描写。映画館の大画面で見たら凄い迫力だったでせう。
新海監督はユ>>続きを読む
四十年前の作品だけど、映像が鮮明だった。
夫に頼りきりの女性が夫亡き後、後家のふんばりで、強い女になっていく。
淡々とした展開で、もう少し濃ゆくてもと思った。
南部テキサス州は黒人差別がひどかった。あ>>続きを読む
文句なしに面白い。
テンポよしストーリーよし。
さっぱりとした、男女の関係よしでした。
ウォルター、ヒル監督好きよ。
台詞が多いのは舞台劇の映画化だからなのかしら。
メリル、ストリープ。ジュリア、ロバーツ熱演でした。
ただ、橋田壽賀子さんのドラマを観ているようでした。
説明的な台詞が多い。
分かりやすいですけど、何気>>続きを読む
傑作です。
スピルバーグ監督25歳で代表作を作り、その後は何だかなあでした。
サスペンス、ユーモア、恐怖、全て一級品でした。
カトリックの不可解さ、不条理は名作「テレーズ」や「誰のものでもないチェレ」を見て深く感じました。
この作品も、キリスト教に従事する人々の偽善を感じた。
まあ、10代で異性と関係して妊娠は褒められたもの>>続きを読む
コメディーらしい。
あんまり笑えなかった。
ラオール、ウォルシュは「白熱」という傑作を作った監督。
期待して見たのですが。
ジェーン、マンスフィールドを初めて見た。
20代なれど貫禄ありました。歌はコ>>続きを読む
淡々とした描写がいい。
智氏の子供時代を演じた子が自然でよかった。
母役の小雪さんも好演。悲しみを湛えた表情が、阿修羅像のように神々しかった。盲聾者のになっての苦悩如何許りかと思ったが、飽くまでもポジ>>続きを読む
「泣くもんか」と思ったけど、涙ぐんでしまった。
いじめと病気では辛いけど、いじめの部分はあっさりとしていた。
何故か、家族、肉親への愛に飢えている人々。
宮沢りえは美人過ぎる。
でも演技は素晴らしい。>>続きを読む
大好きな映画。
個人主義で冷たい印象のフランス人なのに、実に情があっていい。
亡くなった母に恋人がいた。
家族を重んじる息子が泣くのです。
どうしようもなく悪趣味、残酷な作品もあるのですが矢張りフラン>>続きを読む
昔テレビで見て、もう一度見たくて検索したらVHSで売っていたので買ってみました。
アメリカ映画になっているけれど、ユーモアと言い、大人の会話といい英国ミステリー映画です。
面白かった。
後で脚本があの>>続きを読む
ゲイの黒人の優しい青年がダンスするシーン。よかった。
青年が仕事終えてお金をと言うと依頼主が「明日お金を払うわ」と言う。「もう一度建てたものを元に戻すよ」と言い返すシーン。
フランスではパリでは強くな>>続きを読む
大好きな馬が見られるだけでも嬉しかった。
競走馬の馬主になるには金がかかる。
それでも、みんなでお金を出し合って一頭の馬に夢を託す。
大怪我にもめげず優勝したドリーム。
実話だそうですが感動的です。>>続きを読む
素直に感動した。
最後は泣きました。
ハチの演技が素晴らしかった。
NHK BSで見ました。
コマーシャルなし、字幕。
NHKさんありがとう。
署長はいい人なれど、他の人々は皆エゴイストで不誠実で見ていて不快でした。あの名作「二十歳の死」のアルノー、デプレシャンの作品とはね。
寒々とした映像なのは同じだけど。
デビュー作が一番よかったのではな>>続きを読む
大好きな映画。
「丘の上の本屋さん」と同じくらい。
悪人が出てこないのもいい。
フランスは移民が多い。彼らは夢と希望をもってフランスに来るのだけど、
現実はそう甘くない。
ニュースでは移民が排斥され挙>>続きを読む
主役ターを演じたケイト、ブランシェットのワンマンもといワンウーマンショーでした。指揮者は強くないとと思う。日本の西本智美さんに似た感じでした。美貌であの髪型、長身。
映画はヒロインの栄光と転落の物語で>>続きを読む
手術の場面が生々しい。
新劇界の錚々たる名優が出演し、教授を誰にすべきかで暗躍する。
昭和のまだ日本映画が衰えていなかった頃の作品で、田宮二郎がはまり役です。氏があんな最後を遂げたとは。分からないもの>>続きを読む
気が早いけれど、今年観たなかで最も好きな映画ですね。
自分も本が好きだから、全編本の映画なので楽しかった。
出てくる人が本屋さんのリベロを始め、善人ばかりでよかった。
淡々とした展開だけど、少しも退屈>>続きを読む
実に面白かった。
二人の方が脚本、監督されている。
珍しいですね。
映画監督役ペネロペ、クルス、俳優役のアントニオ、バンデラス。オスカル、マルティネス皆さん快演。
アメリカの映画界を痛烈に皮肉っていま>>続きを読む
好きでした。
複雑な筋立て、しゃれた演出ジャン、ピエール、ジュネは天才ですね。
今度、デジタルマスター版でユーロスペースで再上映されるという。
好きな映画館で上映で嬉しいです。
お久しぶりのアルモドバル作品。
期待を裏切らない、複雑で不思議な展開なのに見終わって、キチンと細部まで考え抜かれた脚本と演出に感動する。
ペネロペ、クロスも「オールアバウトマイマザー」の時と変わらぬ若>>続きを読む
1時間15分の短かさなのでダイジェスト的でした。
顔を出さない真犯人が出るシーンでノコギリを擦るような不気味な音楽が流れた。すぐに切れる犯人役の俳優の太い眉が印象的。
テレサ、ライトのいつも悲しく、涙>>続きを読む
ポランスキーのヒロインは怖い目に遭う。「反発」のドヌーブ。
ポランスキー自身は何度か少女達にに性的暴行をしてアメリカには行けないのです。
オカルトブームの先駆けです。
それにしても、シャロン、テートは>>続きを読む
戦争中に製作されただけあってスパイが暗躍する。
それにしては主人公も、亡命した人も優雅にパーティー三昧で、アメリカは豊かな国だったのです。
スパイ映画特有の分かりにくさでした。
誰が敵か味方か最後まで>>続きを読む
ジェームス、メイソンは名優なれどもごもごした発声です。
中々見応えある犯罪心理映画でした。
恋人が殺されて、その復讐をした医者が逃走するも霧で阻まれる。
この辺りのハラハラ感。そして事故で瀕死の少女を>>続きを読む
正直、バルドーの顔は野暮ったく品がない。
演技もうまいと思えない。
肉体派女優なのでしょう。
ドンファンのロジェ、ヴァディムが元妻のバルドーの映画を監督した。
モーリス、ロネ。ロベール、オッセン。マチ>>続きを読む
予知能力があったらなあと思うけど、現実には絶対ないですね。
少し「スター誕生」のような脚本でした。
奥さんが自分より有名な男が酒に溺れ、結局は殺されるのね。
殺した詩人役がこれがデビュー作のリチャード>>続きを読む