えり子さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

えり子

えり子

映画(1421)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

人狼村 史上最悪の田舎(2011年製作の映画)

3.0

あのミステリー、サスペンス映画の傑作「友よその罪を葬れ」のファン、マルティネス、モレノ監督が全く別種のホラーコメディー映画を作った。
とても傑作とは言えないけれど、それなりに面白く、笑えました。
あの
>>続きを読む

友よその罪を葬れ(2009年製作の映画)

4.0

音が少なくて静かなのに、心理、サスペンス、罪色々な事を考えさせられる。面白くて真面目です。
ヒッチコックへのオマージュも垣間見られました。

パリ13区(2021年製作の映画)

-

私は女性で敬語好きでタメ口嫌いですが、言わせてもらいます。
おい、おい、何なんだよこの映画は、あの「燃える女の肖像」の監督、脚本のセリーヌ、シアマの脚本なので、DVDを早速借りて見たのに、丸でポルノじ
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.3

みなさん、仰るように風景、雨、建物の映像がきれいでした。
愛のためならという穂高の行動、現実離れしていて、ありえないと思った。
「千と千尋の神隠し」「魔女の宅急便」を思い出させる場面があり、それはジブ
>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.8

トーベ、ヤンソンの伝記。
自由で奔放のようで臆病なのでした。
ヴィヴィカは長身で何故か、多くの美人系の女性にもてる女性なのです。
トーベはそんな彼女に恋し、傷つき最後は別れるけど、彼女がヴィヴィカに言
>>続きを読む

セルロイド・クローゼット(1995年製作の映画)

-

この作品に出てくる映画のほとんどは見ました。
何だかこじつけのよう映画もあるけど、そう言えばそうかもと言う作品もありました。
エイズで亡くなった原作者に感謝し哀悼の意を捧げます。

ナイトレイト・キス(1992年製作の映画)

-

自身、レズビアンであるバーバラ、ハマーが作ったドキュメンタリー・
LGの方々が証言し、自ら裸身になってラブシーンを見せる。
アメリカ人て勇敢だわ。

籠の中の乙女(2009年製作の映画)

-

ギリシャ映画です。
神話なのでしょうか。映像は美しいけれど、内容はグロテスクでした。

第3逃亡者(1937年製作の映画)

3.3

面白かった。
無実の罪を着せられ逃げる男。
昔からヒッチコックはこういう展開が好きだったようです。

ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(2020年製作の映画)

3.7

少し、御都合主義のハッピーエンドでしたが、でも悲劇になるよりよかった。三姉妹は顔が似ていて、ヒロインの恋人役のハーパーが長身でした。
クリスマスの雰囲気ありました。
市長に立候補すると、家族がレズビア
>>続きを読む

エル(1952年製作の映画)

3.6

嫉妬は有害な感情です。
現実に嫉妬深い男性を知っていますが、彼はそれを自覚していない。
見ていて腹立たしいし、情けない。

川の流れに草は青々(1982年製作の映画)

3.9

郷愁があって好きでした。
昔の日本の風景、人々を見ているような錯覚。
牧歌的で、それでいて苦味もあった。
ちらっとゲイの描写がありました。

クリスマス・ストーリー(2008年製作の映画)

3.3

クリスチャンにとってクリスマスは特別なのね。
ドヌーブは強くてわがままな母を演じて貫禄でした。
アルノー映画の常連が出ていました。
上映時間が例によって長かったです。

隣人13号(2004年製作の映画)

3.0

サディストには虐めは快楽なのです。
職場の山下なる男もそうでした。
なぜか、愛妻家に多いのね。
婚約者の写真飾っていた。
虐めたなんて思わず、揶揄っただけ、冷やかしただけという感覚なの。
虐め、いやね
>>続きを読む

歓楽通り(2002年製作の映画)

-

切ない。むごい。哀しい。
年のせいか悲劇の映画が、耐えられなくなってきた。
救いがあってもいいのにね。

ここに幸あり(2006年製作の映画)

3.0

ミシェル、ピコリが女性を演じていた。
のんびりした映画。

めぐり逢う朝(1991年製作の映画)

3.3

バロック音楽好きなので観ました。
音楽への屈折した思い。
映像が美しい。
ギョームが父ジェラールと共演した。
37歳で亡くなったギョーム。
ジェラールは葬儀でサン、テクジュベリの「星の王子様」の文章を
>>続きを読む

運命に逆らったシチリアの少女(2008年製作の映画)

2.9

マフィアは残酷なのですね。
でも、それがヒシヒシとは伝わってこない。

イザベル・アジャーニの惑い(2002年製作の映画)

3.3

恋する女をアジャーニが熱演するも、イマイチでした。
相手役の方と実際に恋に落ちたそうですが。
「アデルの恋の物語」のアジャーニは凄みがあった。

三文役者(2000年製作の映画)

3.4

殿山泰司さん、あの顔は怖いけど実際は優しい所もあったみたいですね。
近所の女性を「ばばあ」と呼ぶのは嫌だった。
車の運転が出来て、銀座生まれなのは意外でした。
「裸の島」の彼よかったです。

アメリカの伯父さん(1980年製作の映画)

3.6

フランス人お得意の恋愛心理映画でした。
レンタルされてなかったのでDVDを買いました。
マウスが出てきてユーモラスかつ不思議でした。

ゼロ時間の謎(2007年製作の映画)

3.5

フランス人はクリスティーがお好き。
映画化多いですね。
ミステリー大好きなのでよかったです。
ダニエル、ダリューが出ていた。
100歳まで生きた方です。

サラの鍵(2010年製作の映画)

3.5

先日、ヒットラーユーゲントのドキュメンタリー番組を見た。
あんなに純粋にヒトラーを信じ忠誠を誓った若者たちの、悲しい末路。
生き残った元少年兵の証言は重かった。
フランス人がユダヤ人を迫害したのは事実
>>続きを読む

撤退(2007年製作の映画)

-

ジュリエット、ビノシュ。ジャンヌ、モローと大女優の共演にしてはドラマの密度が薄かった。

パリ空港の人々(1993年製作の映画)

-

人間への温かい目は、フィリップ、リオレ監督の作品に共通していますね。好きだわ。
空港から出られなくなった人々の人生は様々です。

さすらいの女神(ディーバ)たち(2010年製作の映画)

-

何だか騒々しくて、アマルリックの演出は賞を取るほどのものなのか、疑問でした。何より子供たちが残酷で。

ラ・マルセイエーズ(1938年製作の映画)

3.8

フランス革命や、王制、ルイ16世、そして国民としてパリに向かい、戦った人々の物語。
2時間と長かった。DVDは有難い。
三十分ずつ4日がかりで観ました。
「ラ・マルセイエーズ」は勇敢で少し野蛮な歌だと
>>続きを読む

オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

4.2

アルモドバルは女性の味方だわ。
力強い女性賛歌。
彼が好きな女優たちに捧げた。
それにしても、よくこういう複雑な筋書きを考えるものです。
脚本家としても一流。
昔、映画館で観たのですが、観客の9割は女
>>続きを読む

リリオム(1934年製作の映画)

-

リリオムって主人公の名前なのね。
飲む、打つ、買うの身勝手なクズなのに何故か女性にモテる。
悪友もいる。
大人しい、優柔不断のジュリーと結婚してヒモみたいな生活であげく妻に手を挙げる。が、妻がまた非常
>>続きを読む

火の接吻(1949年製作の映画)

3.4

16歳のアヌーク、エーメは綺麗でかつ大人顔でした。
劇中劇の「ロミオとジュリエット」がひょんな事から現実となる。
ピエール、ブラッスールの長台詞と悪態しかも的を得ているのがすごかった。没落貴族でプライ
>>続きを読む

愛すべき御婦人たち(1952年製作の映画)

3.0

アンドレイの女性遍歴。
ダニエル、ダリューとか色々な美人女優が登場します。
マルチーヌ、キャロル演じる我儘な浪費家はとても愛すべきなんて言えない。でも、男性はああいう女性を好きになるのね。
結局、17
>>続きを読む

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.9

悪童日記、不良少年の半生と最初は思ったけど、いいところ、素直なところもあるのよね。混乱する。
親がなんだかなあ。特に母親ね。年中怒って不機嫌でおまけに不倫までして。我が子を愛していないのね。
実の父は
>>続きを読む

乙女の湖(1934年製作の映画)

3.1

パックの役柄は正に、「真夏の夜の夢」の妖精パックの感がありました。
シモーヌ、シモンの顔が一寸意地悪そうで、ミスキャストだった。
なんだかお伽話のような展開で、最後はハッピーでよかったわ。
エリック役
>>続きを読む

幻の馬車(1939年製作の映画)

3.8

フランス映画コレクションの一作。
戦前の作品ですが普遍性があります。
救世軍。
マリー、ベルのエディットが美しい。
あれ程、ダメな男を救おうとするなんて、そして若死にする。
ルイ、ジューベが最初と最後
>>続きを読む