TAICHIさんの映画レビュー・感想・評価

TAICHI

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プリシラ(2023年製作の映画)

4.4

褒め言葉ですけど、ソフィアコッポラの幸薄い女性の描き方がとても悲壮感が漂っておりとても好きです。

まずは色の使い方。プリシラ色と言ってもいい淡い水色が特に際立ち、当時の衣装やメイクとも合間って、どこ
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

4.4

ジャックアンドベティのレイトショーで観てきました。

Hereの方が完成度というか、繊細さは上だったがこちらも不思議な空間に連れて行ってくれる映画でした。

今回の2作品はどちらも移民について描かれて
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.8

恥ずかしながらやっと観ました。
すごすぎる。

こんなことがあっていいのか
デヴィッドフィンチャーはすごすぎる。

全く前知識無く観れてほんとよかった。

全てを失ったものが本当の自分を知ること。
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.8

至って普通の恋愛映画なのだが、メロドラマではなく、愛がより一層深まる映画でした。
シーンの切り取り方や時間の使い方が繊細で細かな表情やセリフがとても心地良い感情にさせてくれた。

実際監督自身の体験談
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.8

遅ればせながら観ました。
本当にmy carをdriveすることに驚きつつ村上春樹はまだデビュー作の風の歌を聴けしか読んだことがなく、まだまだニワカですが、風を感じるような爽快感と出てくる女性たちの魅
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE(2023年製作の映画)

4.4

テンポ感もよく、朱ちゃんがなぜああなってしまったのかを探る、補完の物語。

シュビラシステムと法とのお話。

法が必要であると信じた朱ちゃんの選択は痺れました。

Here(2023年製作の映画)

4.7

不思議な体験。
観ていて色々なことを考えてしまった。
ワンシーンごとの切り取りかたが絶妙で、昼下がりの公園で何もしないで、ただ周りを眺めてる感覚を味わえる。鑑賞中、映画には集中していたが、身の回りのこ
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

4.0

久々に見たとっつぁんは渋くてカッコいい。

須郷さんのバックストーリーもわかってより深みが増してた。

ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.7

キムダミちゃん好きなので鑑賞。
ほんとに演技の幅広くて最高。
特に強気な役が似合う。

友情を超えた愛というか、2人の考えてることがすごく伝わってきてお互いを想う故の葛藤や衝突を繰り返し、それでもやっ
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.3

霜月監視官こんな感じだっけ、
相変わらずギノはかっこいい。

OP最高だった。

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

4.1

そういえば劇場版観てなかったので、ネトフリに来てて鑑賞。

シーズン1の懐かしい面々もいて普通に楽しめました。

フェリーニのアマルコルド(1974年製作の映画)

4.7

春夏秋冬、喜怒哀楽。全てがそこにあって、人生って全て込みで素晴らしいものだと実感させてくれる映画。

見終わった後には、希望に満ち溢れる感覚。

いい映画を観てしまった。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.9

ビクトルエリセ、最新作。
みつばちのささやきはずっと気になっていて、新作がやるということで視聴。

映画とは何なのか、まじまじと考えさせられる映画でした。

内容はとても不思議で、ジャンルが分からず観
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

すごいものを見たなという感じ。

原作を読み途中なのですが、我慢できず映画館へ。

原作かなり分厚く、あまり本を読み慣れてない自分だとかなりキツく、今半分ぐらいです。

今回の映画の方はとてもわかりや
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ドリーム 狙え、人生逆転ゴール!(2023年製作の映画)

3.5

IU様目当てで鑑賞。
ありきたりな展開だけど心温まる感じ。

パクソジュンイケメソすぎ。

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

CGが本当に綺麗で、世界観もよく出来てた。ツッコミどころもそんなになく自然と設定にのめり込めた。

子役の子の演技も涙を誘うよな素晴らしさ

ローグワンの監督ということで流石の完成度だと思った。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

知っている東京だが、どこか新鮮で微笑ましい感情にさせてくれる。

箒の音から朝が始まるルーティンは一見自分を律して、使命感を持っているように感じるが些細な事象や変わらない毎日をでさえも愛おしく思う感性
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パロアルト・ストーリー(2013年製作の映画)

4.2

雰囲気めちゃくちゃ良かった。

TSUTAYAの閉店セールで見つけた作品。
ずっと見たくてサブスクもなかったのでラッキーでした。

やっぱりコッポラ感あってゆっくりと時間が流れる感じがたまらない。惰性
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.1

ロシュフォールの恋人たちのジャックドゥミ監督が気になっており、カトリーヌドヌーブ目当てで視聴。

ミュージカル調で話が展開していき、とてもわかりやすいストーリーで愛というのをとことん突き詰めてる作品だ
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昼顔(1967年製作の映画)

3.9

letterboxでエマストーンがお気に入りの4選の映画に選んでいたので、気になって視聴。

監督のブニュエルから紐解くとシュールレアリスムの映画監督として扱われるらしいが、多種多様な表現で有名だそう
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.2

新宿シネマートで鑑賞。

語りパートが多く、殺し屋の一匹狼感や、プロフェッショナルな感じが効果音や心拍数の緊張感と合わさって面白かった。

デヴィッドフィンチャーそこまで見たことないけどセブンみたいに
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愛・アマチュア(1994年製作の映画)

4.5

浅草のTSUTAYAが閉店セールで全品500円ということでかなり探しまくった中で偶然見つけたハル・ハートリー。

前情報無しでジャケ買い。
その他に作品ほど買ってみて、いざ視聴。

なんだこのオシャレ
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(2023年製作の映画)

4.3

4つの中で1番好きかもしれない。
あのテンポ感は観てて飽きなかった。

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

4.0

レイフファインズの不気味な鼠取りの役が良かった。ますます原作を知りたくなってきてる。

白鳥(2023年製作の映画)

4.0

見やすさというよりはメッセージ性がかなり強かったと思った。

ロアルトダール
ちょっと気になってます。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.1

原作は詳しくないがやっぱりウェスらしさが出てる世界観で、綺麗な朗読劇といった感じ。

あの事細かな説明は本当にウェスらしさが出てるなと感じた。全体的に4つ短編を見たがどれも引き込まれる独特な雰囲気でテ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

相変わらずのキアヌで安心しました。
低予算映画から始まりここまでの規模は凄すぎます。

あの大阪の描き方もなんか良くて、ドニーイェンのコミカルさも全体を引き締めていて良かったです。

あわよくば次回作
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

5.0

公開日観てきました!

期待以上の出来にもうさすがとしか言えないほどの完成度。

ウェスアンダーソンっぽさというか、もうジャンルと化するほどの概念となっていますし、難解なストーリー展開に相変わらずポッ
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落下の王国(2006年製作の映画)

4.7

円盤はプレ値で入手困難、たまたまテレビでやるということで視聴。

どうやって撮ったのかというほど映像美と衣装、世界観が全て個性強いが混ざり合って調和していた。

ストーリーこそはちょっとわかりづらいが
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ヒース・レジャーの恋のからさわぎ(1999年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃ見やすいし最高。

ヒースレジャーカッコ良すぎるし、ストーリ展開も意外で観てて飽きなかった。

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

4.3

テーマとしては"自由恋愛"。
現代にも通ずる古く見えないテーマだなと感じた。


経済成長期の台湾の個性強めなキャラ達の交錯劇が一旦整理したくなるのだが、フランス映画並みの会話劇で、それを忘れさせてく
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

4.6

ユーロスペース、3.5mmフィルムで鑑賞してきました。

最高の時間でした。前々から気になっておりレビューもTwitterの評価も高いということで期待値高めで参りましたが期待通りの出来で最高でした。
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アデュー・フィリピーヌ 2Kレストア(1962年製作の映画)

3.9

ジャックロジエ、気になっていたのでいざユーロスペースへ。

ヌーヴェルヴァーグの体系やらなんやらでとても勉強になった。フランス映画史も1から探求してみようと思う。

ロメールやらゴダールやら観ているが
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.5

何も考えずに見れる。
逃避行ロードムービーといったところでところどころの意味のない会話はフランス映画っぽくてよかったがかなり退屈さは多かった。

気づいたらワンダの監督ということで機会があったらワンダ
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イルマ・ヴェップ(1996年製作の映画)

4.6

友人に勧められ鑑賞。
最後のシーンはカルト映画と言われる所以だろうなと感じました。

話の流れ的にはわかりやすく、難解な映画かなと思っていたが映画制作の裏側の映画見てるという雰囲気で楽しかった。

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