Kamiyoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.0

1993年 ”ミセス・ダウト”
監督 クリス・コロンバス
脚本 ランディ・メイエム・シンガー
レスリー・ディクソン
原作 アン・ファイン

名優ロビン・ウィリアムズが女装に挑戦している。女装姿
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ナインハーフ(1985年製作の映画)

3.4

1985年”ナインハーフ” 
監督 エイドリアン・ライン
脚色 パトリシア・ノップ ザルマン・キング

良くも悪しくも80年代テイストに満ちた作品だ。
物語の舞台はニューヨーク。
マンハッタンの画
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西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.8

2008年”西の魔女が死んだ”
監督 長崎俊一   脚本矢沢由美 、長崎俊一
原作は児童文学作品で、数々の文学賞を受賞した。
梨木香歩(著)100万部を超える、ロングセラー小説の映画化作品。不登校の
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尼僧物語(1959年製作の映画)

4.0

1959年”尼僧物語” 
監督フレッド・ジンネマン
脚本 ロバート・アンダーソン

この作品は何と言っても、主演のオードリー・ヘプバーンの清楚で可憐な美しさが魅力です。
尼僧になる決意をして修道院
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

4.0

1995年 ”マディソン郡の橋”
監督 クリント・イーストウッド
脚本 リチャード・ラグラヴェネーズ
原作 ロバート・ジェームズ・ウォーラー

この映画は世界中でヒットしたベストセラー小説をイー
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パリで一緒に(1963年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

1964年 ”パリで一緒に” 監督リチャード・クワイン
脚色 ジョージ・アクセルロッド
原作 ジュリアン・デュヴィヴィエ、アンリ・ジャンソン

名作”麗しのサブリナ”の丁度10年後に、オードリー
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薄化粧(1985年製作の映画)

3.8

1985年「薄化粧」監督五社英雄 脚本古田求
原作者は西村望 あの西村寿行の実兄です

昭和25年に起きた連続殺人事件の犯人を描く異色作!
”女房と息子を殺した罪で逮捕された外道が、脱獄して
飯場を
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盛り場流し唄 新宿の女(1970年製作の映画)

3.5

”盛り場流し唄 新宿の女”
監督は武田一成、脚本は山村英司と来栖三郎
1970年に公開された映画です
僕が好きだった、
当時人気絶頂だった藤圭子が歌手役で登場し、
可愛らしい声で演技もしている。
「新
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

2017年”ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書”
監督 スティーヴン・スピルバーグ
脚本 リズ・ハンナ 、ジョシュ・シンガー

アメリカ映画はジャーナリズムに関して
特別なリスペクトを持って描い
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彼女が水着にきがえたら(1989年製作の映画)

3.5

1989年(平成元年)”彼女が水着にきがえたら”
監督馬場康夫  脚本一色伸幸
この軽さが懐かしい。
先日BS松竹東急での放送で30年ぶりに観ました。
30年前に観た時とは感想が少し変わっていました
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若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.0

2004年”若き仕立屋の恋 Long version”
製作.監督.脚本 ウォン・カーウァイ

短編は観ていないので、今回が初見です。
美しいチャイナドレスの直立した長いうなじと、暗く奥深い廊下、階段
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

4.0

1976年”大統領の陰謀” 監督 アラン・J・パクラ
脚本 ウィリアム・ゴールドマン

新聞記者の仕事とは何か、ジャーナリズムとは何かを考えるための教科書的な映画。
大統領の陰謀を観て、「新聞記者
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赤い航路(1992年製作の映画)

3.6

1992年”赤い航路“ 監督.脚本ロマン・ポランスキー
原題はBITTER MOON(苦い月)を『ローズマリーの赤ちゃん』や『戦場のピアニスト』「フランティック」のロマン・ポランスキーが映画化。
作家
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秋津温泉(1962年製作の映画)

4.0

1962年”秋津温泉” 監督吉田喜重  脚本吉田喜重
原作藤原審爾  企画岡田茉莉子
原作は1947年発表の藤原審爾 小説『秋津温泉』で
(女優 藤真利子さんのお父さんです)
17歳から34歳の1
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洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

4.0

1956年”洲崎パラダイス 赤信号”監督川島雄三 脚色井手俊郎 寺田信義
春を売る街、東京洲崎遊郭。
赤線防止法が噂される昭和30年代前半の、社会の底辺でうごめく人々を生き生きと描いた川島雄三監督の
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.8

2019年”アイネクライネナハトムジーク”監督今泉力哉 脚本鈴木謙一

原作 伊坂幸太郎:(『アイネクライネナハトムジーク』(幻冬舎文庫刊))
原作は読んでいません。
題名を知った時クラシック音楽の
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女殺油地獄(1992年製作の映画)

3.5

1992年”女殺油地獄「おんなころしあぶらのじごく」”と読むらしい。
五社監督の遺作
近松門左衛門作の人形浄瑠璃が原作と聞いたので観ようと思った。

男女の愛憎を描く五社英雄監督による異色のサスペンス
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怪物(2023年製作の映画)

3.0

2023年 ”怪物” 監督是枝裕和  脚本坂元裕二
3部構成で、起こった出来事は1つなのに立場によって見え方が異なる。時系列や人物の視点をずらして「怪物」の実態をぼやかす狙い。

カンヌ国際映画祭で
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風花 kaza-hana(2000年製作の映画)

3.7

風花(2000)   監督 相米慎二   脚色 森らいみ

万引きで懲戒になった文部省のエリート官僚澤城廉司(浅野忠信)と子持ちの風俗嬢富田ゆり子(小泉今日子)が北海道を旅するロードムービー。

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リボルバー(1988年製作の映画)

3.6

リボルバー(1988) 監督藤田敏八  脚本荒井晴彦  原作佐藤正午
佐藤正午の原作小説を名匠荒井晴彦が脚色し
藤田敏八監督の遺作となると、観るしかない。
しかも主演は沢田研二で、題名はリボルバー。
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風船(1956年製作の映画)

3.7

風船(1956) 監督川島雄三  脚色川島雄三 今村昌平

1950年代の日本映画の質の高さを物語る作品だ。
大佛次郎の原作を川島雄三と助監督だった今村昌平が脚色。
錯綜する人間関係をうまくまとめてあ
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しとやかな獣(1962年製作の映画)

4.2

1962年”しとやかな獣” 監督川島雄三 原作.脚色新藤兼人

しとやかとは、振る舞いや話し方などが落ち着いていて品があること
題名は、つまり獣がそんなフリをしているということ
それが本作の内容で
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女は二度生まれる(1961年製作の映画)

4.2

1961年”女は二度生まれる” 監督川島雄三 脚色井手俊郎 川島雄三

自分でもやばいな~と思うんですが、女が好きです(爆)
例えば、電車に乗るじゃないですか・・・どんな美形の男いても、気になりません
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結婚しようよ(2007年製作の映画)

3.0

2007年”結婚しようよ” 監督 佐々部清

全編に吉田拓郎の曲ばかりが流れる、拓郎ファンのため、拓郎マニアのため、拓郎きちがいのための映画。
おっ、ライブハウスは“マークII”というのか~などと感心
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洋菓子店コアンドル(2010年製作の映画)

3.7

2010年 ”洋菓子店コアンドル” 監督.脚本 深川栄洋

お菓子好きの僕には幸せな映画でした♪
沢山の洋菓子、美味しそ~☆
「60歳のラブレター」の監督です。

ケーキ店より築地の方が似合いそうな薩
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建築学概論(2012年製作の映画)

4.2

2012年”建築学概論” 監督.脚本イ・ヨンジュ

韓国で大ヒットを記録したラブストーリー
韓国映画らしからぬシンプルなラブロマンス
初恋なんていつの話?
あまりに昔過ぎて、そんなことがあったのかど
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エマニエル夫人(1974年製作の映画)

3.5

1974年 ”エマニエル夫人” 監督 ジュスト・ジャカン
脚本 ジャン・ルイ・リシャール
原作エマニュエル・アルサン

団塊世代の青春時代に公開された、必ず口ずさむことが出来るであろうメロディ、
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.8

2018年 ”アリー/スター誕生”
監督 ブラッドリー・クーパー
脚本 エリック・ロス .ブラッドリー・クーパー
ウィル・フェッターズ

とにかく歌がいいですね!。。。。
僕は”レディー・ガガ”
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腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

4.0

2007年 ”腑抜けども、悲しみの愛を見せろ”
監督.脚本 吉田大八

この映画の登場人物は、基本的には4人のみと考えてもらっていいです(兄の永瀬正敏、その妻の永作博美、姉の佐藤江梨子、そして、妹の
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.8

”美女と野獣(2017)” 監督 ビル・コンドン

J・L・ド・ボーモンによるフランス民話を原作にした
同名のミュージカル・アニメーション映画(1991)の
実写リメイク。
やっぱり、ミュージカルは
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ミザリー(1990年製作の映画)

4.0

1990年 ”ミザリー” 監督ロブ・ライナー
脚本 ウィリアム・ゴールドマン
原作 スティーヴン・キング

僕はホラー映画は余り好きではない、この作品は戦慄の狂信行為やストーカーを、第一級のエンタ
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イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.8

1996年”イングリッシュ・ペイシェント”
監督.脚本 アンソニー・ミンゲラ
第69回アカデミー賞で監督賞をはじめ9部門受賞
ゴールデン・グローブ賞で作品賞
”ジュリエット・ビノシュ(ハナ役)”
アカ
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恋に落ちたら…(1993年製作の映画)

3.8

1993年 ”恋に落ちたら…"監督ジョン・マクノートン
脚本 リチャード・プライス
製作マーティン・スコセッシとバーバラ・デ・フィーナ

ラブ&クライムコメディ、大人のおとぎ話ですが、
まずまず好
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

2022年”THE FIRST SLAM DUNK”監督.脚本井上雄彦

僕は、原作漫画・アニメ版とも未見。高校バスケを描いた漫画らしい、くらいの予備知識しかなく
原作だと宮城リョータは主役じゃない
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

4.0

2005年 ”Mr.& Mrs.スミス”
監督 ダグ・リーマン
脚本 サイモン・キンバーグ
「ボーン・アイデンティティー」の監督

この時のふたり、サイコーすぎて、もはや伝説的な映画だと思うんだけ
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青春残酷物語(1960年製作の映画)

3.3

1960年”青春残酷物語 監督.脚本 大島渚

食わず(観ず)嫌いの監督のひとりです。
好みじゃないとずっと避けてきました。
大島渚といえば野坂昭如とのマイクで殴り合いが
有名であのイメージ。

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