このレビューはネタバレを含みます
電車を見送ってバイバイした後のLINEの会話からの羊文学が最高にぐっと来た…
何も無い日々の虚無感と
将来への漠然とした不安の解像度が高すぎて
物語にのめり込んでいたからこそ
大事な散骨シーンでの…
荒波はないけど、さざ波はある、そんな日常の変化。
こんな会話するかな?と思いながらも妙な生々しさが邦画にはあるなとか、暗い話にしても何か非凡な刺激のような物を映画に求めているんだなとか、雑念が浮か…
■旧友と歩く昔住んだ町。
海、菊の花束。
世の中には自分たちの10年先を現在として生きている人もいれば、10年前を現在として生きている人もいる。
それを「世代」と言ってしまったらとたんにつまらなく…
見たいと思ってチェックしていたが、どこでも配信されていなかったのが突如U-NEXTにて配信。
突然付き合う事になって同棲している男女のストーリーではあるが、女の方は普通に社交性もあり結婚願望強め、…
故郷を捨て東京の建設会社で働く宮嶋大翔は花屋で働く双葉と出会い恋人に。元号が平成から令和へと変わろうとも2人で変わらない日々を過ごしていた。しかし、アパートの取り壊しや身近な人の死が徐々に生活への変…
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「(後ろの卓で醜くはしゃぐグループを横目で見ながら)ああいう人生よりよかったとおもう?」
「あれよりは絶対ましです」
「でもさあ こんな仕事何年続けてても人生変わんねえぞ なんでましだとおもう?」
…
鬱屈した雰囲気なのに深刻さが伝わってこない映画。
ずっとこっちは凪いてました。
だから、ラストに彼女が落涙しても無風。
こういう人間の機微を描いてるような映画なのに何も感じない自分って?
「…
(C)映画『この日々が凪いだら』製作委員会