このレビューはネタバレを含みます
自分は短歌をしてるのでオープニングに歌人でこの映画の元になる歌をお作りになった東直子先生をスクリーンで見れて良かった。
何回か劇場に足を運んだ。女性の一人暮らしでドアが空いてるのが気になって監督に…
昨年観ていたら確実に年間ベストに入れていた。
余白が多く、説明もほとんどないが、2時間終始心地が良い。丁寧に描かれる日常の中には不在や喪失が見え隠れしているが、それ以上に周囲の温かさで満たされてい…
スタンダードサイズの映画を映画館で観ることがあまり無いので新鮮だった。いつにも増してフレームを意識させられた。
スクリーンの大部分を窓が占めるショットがやたらと多いが、それが終盤で“反転”を見せるの…
直接的な説明みたいなものがほとんどないことに加えて、静かに淡々と物語が進んでいく。しかし、退屈するどころか、なぜかずっと心地よかった。ちょっとした日常の描写がとにかく繊細かつ丁寧で、喪失や寄り添い、…
>>続きを読む短歌が映画に。東直子さん好きで前から見たかった作品。広く余白があるつくりが短歌と同じだった。想像で余白を埋める作業。植物に水やりする場面が良い。水やる水飲む
見たあとにスーパーでどら焼きを買って帰…
沙知は人前ではいつも笑顔だったけど、言葉を交わす時には決まってぎこちなさがあった。何とか会話は成り立っていたけど、殆ど聞かれたことしか答えなかったり、おうむ返しだったりで、健康じゃない人間ということ…
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