し帆

場所はいつも旅先だったのし帆のレビュー・感想・評価

場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)
3.8
あ〜旅したい、、と月並みなことを言ってしまう


暮らすように旅したい、が希望でありながら
観光も捨てがたい年頃でもあるので、
( 27歳が何を言っている )
なかなかこの作品みたいな旅はできないからうらやましい、

この作品は、その土地の人々の暮らしや風習をリアルに描いている、
そしてよくテレビや雑誌で見る、輝かしさではなく
哀愁や生活感、人生、そんなものを感じる、
どの国の人々も家に帰りたくなくて、遅くまでやっているお店に行ったり、
( お酒を飲んでいると帰りたくなくなるよね )
朝早くからやっているお店にわざわざ行ったり、( 憩いの場にするつもりでお店をしている人々を心からの敬意を )
行きつけのご飯屋さんがあったり、、そのような習慣は場所が変わっても変わらず存在するんだよね、
夜は1人を感じることが多い生活だからか、
夜になって活動するタクシードライバーや台湾の屋台で夜通しはたらく人々などを見て
安心感を得たりもした、眠らずそこにいる、1人じゃないなという安心感、
どんな仕事暮らしもその人の人生、という安心感、

どの国もどの場所も魅力たっぷりだった、きれいなとこもそうでないとこも
特に台湾の台北と台南の雰囲気の違いやスリランカのディープかつヒーリングな雰囲気も、
人から見聞きした情報に促される人生じゃ無くて、
ちゃんと自分が体感したいことを大事にしたいと思えた、
おいしくない、よくない、面白くない、汚い、マイナスな言葉に惑わされないで
自分で判断できる人でありたいね、
そしてその土地と人々を観察して、自分と自国との違いを感じながら、
それでも自分と同じように楽しみを持って生きて
おいしいものを食べて、人と関わって生きている人々である、という共通点を忘れないで、

わたしが初めて旅した国は、卒業旅行で行ったベトナムだった、
当時はいまほど海外に興味がなくて、ただ初めてということに、浮き足だったりしていたと思う、
少しこわい洗礼も受けて、とっても楽しかったけどカルチャーショックがそれなりにあったんだよね、
秩序がない部分があったとしても、その場所の習慣や行動にある程度は想像したり、柔軟でいないといけない、でも
何も知らないからこそ、否定だけしたり、適当に印象付けたりもしただろうから、ほんとうに未熟だったな、、笑 ( 思い出ご飯はホテルで食べたフォーと、バインミーと、空芯菜の炒めのようなものと、揚げ春巻き )

2カ国目となる昨年旅行をした韓国は、もちろんカルチャーショックはあったけど、ごはんを食べて電車に乗って移動して、街をたくさん歩いて人と関わって、
その土地に暮らす、はたらく人々に思い馳せられたから、
ちょっぴり悪いイメージも聞いていたけれど、自分が体験したらちゃんと自分の考えを持つことができたし、またいつかベトナムもリベンジしたいなという気持ちが湧いてきました、、!
もちろん習慣と文化に敬意を払って、、
( 思い出ご飯はカルグクス、サムギョプサル、深夜のチキン、チュクミ )

すんごい脱線したけれど、大きな旅行だけじゃ無くて、ちょっとしたお出かけも旅として身軽に考えていけると、
この先の人生ももっと楽しくなりそうですね〜、
いま行きたい国は、台湾、韓国、ベトナム、フィンランド、デンマーク、スウェーデン、ドイツ、タイ、インド、オーストラリア、スペインそしていつかはアフリカ方面にも行きたい、
自分と他人の違いを理解し、互いに肯定しながら、旅をして生きていく人になりたい、
全てを慮ることができなくても、歴史や事情に寄り添い考えられる人になりたい、
日本はインバウンドじゃない土地に行きたいです〜、暮らしていて複雑な感情になる国になりつつあるけれど、根っこにある気持ちは好きなので、肯定できる部分とそうでない部分、ちゃんと見て実感して考えて結論を出していきたい、

お金貯めるぞ〜、語学もがんばるぞ〜、
し帆

し帆