ただただ泣いてしまうかと思ったら、沢山の勇気をもらった作品だった
主人公のオギーの視点だけでなく、取り巻く子どもたちの角度からも
このストーリーを見ることができて、だいぶ没入していたと思う、
人は何かしらのコンプレックスとかを持ちながら生きている、外見でも中身でも、
理由もなくちがう人と一緒に居たくなったり、
自分のちょっとしたはずみの発言に後悔したりもする、
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この世界には同じように悩んだり
失敗している人が沢山いるという安心と、
何より大事なのはオギーは特別かわいそうな子ではないこと、
わたしの中で結論のようなものが出た
生まれながらに顔が変形する病気を患って
まわりに蔑視されて辛い日々を送ってきた
たくさん悩んで泣いて、折角、通えるようになった学校でもいじめられた
だけれど彼は本当は面白くて明るくて、そして頭も良くて、
とっても魅力的な子だった、
はじめての友だちのジャックが気づいたこととして挙げていた
『顔はすぐに慣れる』その言葉に尽きると思う、
だからただ、かわいそうという気持ちで、特別視して彼を見るのは
なんとも浅はかだなと思ったから、
オギーは他にたくさんいる子どもたちと
同じように悩みを持っているだけ、
自然と彼のまわりには人が集まったし、一年ですごく強くなった
今後の人生において、彼の悩みはつきものであると思うけれど
きっとそれを感じさせないくらい、
人々を圧倒させ続けるのだと思う、
なんと言っても、奇跡の子、だからね、