「我が子が生まれる世界じゃ。ワシがやらねばならん」
鬼太郎誕生の秘密が語られる『ゲゲゲの鬼太郎』エピソードゼロ。
戦後日本のフィクサーである龍賀一族のトップが亡くなり、その後継ぎ問題に絡むために哭倉村へ入った銀行員・水木。彼は村の人々の秘密を探るうち、凄惨な連続猟奇殺人事件へと巻き込まれていく。
目玉描写や近親相姦など子供に見せられない内容のオンパレードで、ストーリーも「え、マジ最悪…」という展開がどんどん更新されていく。最悪の嵐。
相当胸にくる展開が続くが、こんだけ悲劇を扱った上で、しっかりエンタメにして感動させてくるのは凄いなと思った。バトルシーンの迫力とかも凄い。
個人的にはタバコの煙の演出と、敷居や鳥居を「越える」時の描写が毎回丁寧で好きだった。墓場で酒飲んでた時照らしてくれた火の玉かわいい。
以下、セリフメモ。
「"M"の精製の秘密を探ってくれ」
「穴蔵のことを話す前に、一つだけ約束していただけますか?私を東京に連れてってください」
「未来を語るな。お前に人の命を預かる資格はない!」