ヒデ

RUN/ランのヒデのネタバレレビュー・内容・結末

RUN/ラン(2020年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

「人間が飲んだらどうなる?」
「犬が飲む薬よ。足が麻痺する」

車椅子の少女が、母親に毎日毒薬を飲まされていたことを知って家から逃げ出す話。

クソ怖映画。足を麻痺させる薬を飲ませていたのはアカン…。

過去に自分の子供を失った女性が、他人の新生児を誘拐して育てていたというオチ。しかも逃げられないように心臓を悪くしたり、喘息を引き起こす薬を飲ませて。これはサイコパス版八日目の蝉…。

ラストの仕返しエンドは予想外だった。スカッとするとかじゃなく、うげって感じの終わり方だったな。


以下、セリフメモ。


「これ、ママの薬じゃないの?容器に名前が…」
「あれは領収書よ。巻きつけてあるの」

「聞こえた?トリコギシンは赤い薬だ」

「…本当は何の薬?」

≪ストックトン病院で新生児が連れ去られる。犯人は不明のまま。≫

「誘拐したのね」
「あなたのためにやったの!!私ほど子供を愛してる親はいない。ママがすることは全てあなたのためなの」

「私、本当は健康だったの?本当は歩けるの?心臓も悪くない?発疹だらけの肌はウソ?」

「私のためなんてウソ。自分のためでしょ」

「やめてママ!殺さないで!」
「嫌なことを忘れられる注射よ。眠って目覚めたら隣にはママがいる」

(有機リン酸塩を飲んで)「困るのはママよ」

「あなたも心の奥底では私を求めてる。だってママだもの」

「ママがいなくても…生きていける…!!」

(7年後病院で)「会いに来て良かった。大好きなママ、お薬の時間よ」
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