ハーマン・J・マンキウィッツが自身と新聞王ハーストの過去を回想しながら『市民ケーン』を書き上げるまでの物語。劇中オーソン・ウェルズはほぼ出てこないし、マンクが全編を一人で書いている。しかもクレジット…
>>続きを読む何年か前に市民ケーンを見て、その当時は面白さが理解できなかった。
しかし、宇野維正氏の「ハリウッド映画の終焉」という本で本作が紹介されていたのと、牧野武文氏の「火星人襲来と市民ケーン」という本を読ん…
B級だな!
常時アルコール漬けのアル中脚本家のマンキウィッツことマンク氏。業界には顔が広そうというか、危なげなダメ人間だけど、なんとなく皆には好かれてそうな感じのふらふらしたおじさん。この度、…
このレビューはネタバレを含みます
どんなに酒に溺れても、どんなに醜態を晒しても、諍いの大小を抱えてても、物語を生み出す才能だけは鋭敏なまま。半分は壊れてるような人であっても、ギリギリ許容されてた時代だったのかな。あまり良い印象を持た…
>>続きを読むこの映画を目一杯楽しむ為に必要な準備は『市民ケーン』を観た程度じゃ足りないのであった
でも最後はなんだかグッとくる
マンクのキャラが良くて結構笑える
女性陣も皆素敵だった
映画としての面白さというよ…
2024/4 再鑑賞
社会背景がわからずに上手く咀嚼できなかったのでしっかり下調べしたうえで再鑑賞。
かなり理解できた。こういうのを一発でわかるようになりたいもんだなー。
撮影過程を知ると映像…