太平洋戦争3周年記念として陸軍省が松竹に依頼したプロパガンダ映画。1944年12月公開。木下監督の四作目。ラストシーン(6分半)が有名で、木下監督の伝記映画「はじまりのみち」(2013)で丸ごと引用…
>>続きを読むほとんど知らない人ばっかりです。
知ってるのは、黒澤明作品常連で「男はつらいよ」にもよく出ていた笠智衆さんくらいですね。
なんと戦争中に作られてた映画です。
それなのに、どことなく戦争反対ってのを匂…
こりゃ絶対見たほうがいい。
戦中なんですよね、これ。
だからそのまんま本物ですから。
出征の行進もホントの戦う軍人さんですから。
一般エキストラじゃないのよと。
そして…
田中絹代さんにつきますね…
戦時下に木下恵介が陸軍省の依頼で撮った戦意高揚の国策映画(の皮を被った反戦映画)。
「男の子は天子様からの預かりもの」
「ただ死ぬだけじゃいかん、五箇条(軍人勅諭)のお教えに殉ぜねば」
全編通し…
西南戦争から日清日露を経て、日中戦争に至るまでの約60年間を描く三世代の物語。
病弱だが真面目一徹な父。
泣き虫な息子を立派に育てる母。
"陸軍省後援 情報局国民映画"と記載があるように、戦意高揚映…
先にレビューを見てから鑑賞した。
ラスト泣けた、田中絹代の演技力が可能にした素晴らしいラスト、って感じでひたすら書き連ねてあって、どんなんやねんと鑑賞。
ラスト泣けてしまった。
現代では当然の、無事…
『はじまりのみち』からの鑑賞になります。
87分という時間のなかに、三代に渡ってお国のために生きた一家の歴史が濃厚に描かれていて、改めて日本の富国強兵政策の国民に与えた強い力を感じました。
これ…
冒頭に「陸軍省後援」「情報局國民映画」とあり、一目でそれと解る昭和19年に陸軍省の依頼を受け木下惠介監督が作った國民の戦意高揚を狙った作品。
本作は慶応ニ年に小倉が尊王倒幕の長州藩の奇兵隊に攻め込…
おうちで勝手に特集上映
「戦時下日本、庶民映画」
ということで、「陸軍」と「くもとちゅうりっぷ」を観ました。共通点は戦時下の日本で制作された映画です。
「陸軍」は1944年(昭和19年)に製作さ…
松竹株式会社