ををた

アイ・アム・マザーのををたのネタバレレビュー・内容・結末

アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

SF設定なのに無闇にドンパチせず人間の機微を巧みに描写する作品が大好きなんだけど、そういう意味でBLACK MIRROR好きの私にとってこの映画も心に残る作品になりうる…………はずだった。

多分この映画のピークは途中で主人公が真実に気づいた瞬間だろう。そこからはただ無闇に逃げたり銃でドンパチが繰り広げられてたりして、ただのB級SFに成り下がってしまった。

こういうSFはそのビジュアルがあるがゆえに人間臭さが際立つところがいいところだと思うんだけど、これは最後中途半端に「王道SF」の仲間入りを果たそうとして失敗した典型例かな……と勝手に思っている。
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