あらなみ

クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代のあらなみのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2019年の特別展、東京都美術館での「クリムト展:ウィーンと日本1900」、国立新美術館の「ウィーン・モダン:クリムト、シーレ世紀末への道」にクリムト好きの知り合いと一緒に行った。

柄本祐さんのお声があんまりにも癒しで何度も寝てしまった。
誰かの声に似てるなって思ったら、声優の中原茂さんと声質がにているのね。
とても癒される……。
柄本さんは映像の演技がとても素晴らしいなぁって思ってたんだけれど、語りも上手なのね。すごいなぁ。聞きやすい。

時代背景や作者の込めた意味を知ることができるから、特別展に行く前に観たかったなーって。
分離派の発生から彼らの死まで、その間のウィーンや文化がめっちゃわかりやすい。
もうあのレベルの特別展は50年先までやらないんだろうなぁ。
シーレのモデルに対する接し方がしんどい。なんでそんな酷いことすんの?
ただ女性のセクシャリティを表現したのは画期的だし凄いと思う。
クリムトがやべぇヤリ◯ンなのは元々知ってたけれど、なんか、なんだろ、なんでこのハゲのおっさんがこんなに女性に取り合いになるの? って今でも良くわかんないけど、美術史美術館の壁画は好きよ。
なんであんなに金を惜しげもなく使えたんだって思ったら、お金持ちの女性達のパトロンがいたのね。納得。

天才達は作風が変わるとは言うけれど、この人達は本当に天才だったんだろうなぁ。
あらなみ

あらなみ