あらなみ

信長協奏曲のあらなみのネタバレレビュー・内容・結末

信長協奏曲(2015年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

しまった。ドラマからの続きものなんだね。
それにしても、ドラマの完結を映画でやるのは、ちょっと意地悪いと思うのよ。

現代の高校生サブローが、戦国時代にタイムスリップしたらノッブとお顔一緒だからって身代わりにされて、畿内の統一を果たして、安土城が完成しましたー!
でも、本物の方のノッブに恨みのある豊臣秀吉がいたり、松永久秀も現代人だったり、サブローの成功を知って「明智光秀」として本物の信長が紛れ込んだりと、不安要素がいっぱいなのが凄すぎる。
なによりもサブローが歴史無知系だから信長の死に方も知らないのはヤバいわ。
そんな状態でお前よく戦に勝てたね???????

明智光秀の出生については謎な部分が多く、信長と関わるようになるまでは記録がないこととか、信長が地球儀を見て、地球が丸いことを理解したエピソードとか、さりげなくそういうのも取り込んでるのずるくない???????

サブロー自身は現代のノリをそのまま持ち込んでて、それがなんとかなってるっていうのも頭が痛い。
顔が似てるのが信長で良かったね……。ガチンコの一般人なら早めに処されてたかもなぁ……。

たぶん、ドラマをちゃんと見てたり、漫画を読んでたりしてれば、本能寺での出来事もくるものがあったんだろうけれど、これ、小栗さん大変だなとしかおもえなかった。

一つだけ気になることはと言えば、劇伴がずーーーーーっと、ずーーーーーーーーっと流れてたことかな。
タイトルが協奏曲であることに因んだんだろうけれど、音楽のない時間がないのも辛ぇわぁ。
あらなみ

あらなみ