GOROTUKI

パッドマン 5億人の女性を救った男のGOROTUKIのレビュー・感想・評価

4.0
木村秋則さんをご存知でしょうか?
2013年『奇跡のリンゴ』として、
映画化もされた。
無農薬リンゴを世界で初めて発明された方です。この偉業を成し遂げられたのは、リンゴの樹に散布する農薬に蝕まれていた奥様のために無農薬リンゴ栽培の偉業を決意するのだ。
とてもミニマルな愛から生まれたのである。
そして本作も又、奥様の月経問題をミニマルな愛から解決した旦那の話!
では感想

この映画のモデル
実際のパッドマンこと
アルナーチャラム・ムルガナンダムさん
について本編では描かれない
〜おっさんでもわかるパッドマン〜
1962年タミル・ナードゥ州コインバトールで機織り職人の家に生まれる。幼い時に父が交通事故で亡くなったため、貧困の中で生活する。母は農園労働者として働き、学校に通わせたが、それも14歳までで、以後さまざまさな仕事をする。1998年に結婚し、妻シャーンティを迎え初めて生理問題に直面する。(都市部の人は10歳で生理を学び12歳で月経を学ぶが、農村部の性教育に関して遅れがあるのが現状だという)そこでムルガナンダムさんは生理ナプキンが材料費の40倍の値段で売られていることを知る。
一袋55ルピーのナプキン(2001年頃)
今の日本で月収20万円の若い女性にとって算出すると1460円ぐらいのナプキンを買うことになるそうだ。これは安心して超熟睡ガードできません!
現在インドナプキンの値段は小袋20枚入りで80ルピーで、ムルガナンダムさんのナプキンは小袋8つ入りで16ルピーだそうです。
そこには本編でも描かれる企業努力がある。
それは輸入品ナプキン製造機3500万ルピー(約5355万円)に対しムルガナンダムさんは簡便な製造機を発明、そのお値段65000ルピー(役10万円)で作れるようになった!
プロジェクトX!

そんなこんなで
僕の知人は、浮気がバレ
お腹が空いたので妻にカップラーメンを頼んだら、使用済みナプキンで蓋してあったという。(^_^;)
愛も横漏れしちゃダメなのだ!
妻へのミニマルな愛は大切にした方がイイ!
GOROTUKI

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