GOROTUKI

ドラゴンボール超 ブロリーのGOROTUKIのレビュー・感想・評価

3.8
本作について
鳥山先生からのメッセージ
「ブロリーはずいぶん昔、東映アニメのオリジナルストーリーで、キャラデザインだけは僕が描いたようですが、内容は簡単に聞いただけのようで、すっかり忘れていました。当時のストーリーを基本に、自分なりのまったく新しいブロリーを書き上げました。『超』シリーズのブロリーです。」
予習して『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』を見ましたが余り意味がなかったです。
が、見比べて見て
鳥山先生のメッセージ
「昔の内容の方が好き、という方には申し訳ないのですが、ちょっとだけドラマチックな内容と人間味を加え、ファンの皆さんに喜んでいただけるようなストーリーにしたつもりですがいかがでしょうか。」
自身の感想は断然こちらがイイ!
では感想

冒頭41年前の惑星ベジータから始まる。
カカロット、ベジータ、ブロリー、フリーザの子供の頃が描かれ現在に至るまでの語り口は、小学校から見ていた自身にとって胸に込み上げるものがありました。
下級戦士の葛藤が描かれていたのが、また良かった!サイヤ人にも差別があるという事実にサラリーマン最下級戦士の自身にとって込み上げてしまいました!
ラストバトルは、東映アニメの底力!
『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』
1993年より、間違いなく底上げして凄い!
ですがDBパワーインフレは健在で、
スーパーサイヤ人ゴッドスーパーサイヤ人ゴジータ略してSSGSSGは、戦闘力がどんなもんなのか?全くわからなかったですが小学生の脳なら「ぶっ倒したヤツがいっちゃん強え!」でいいと思う。^_^

そんなこんなで
鳥山先生考案の新キャラクターレモとチライも鳥山先生らしいキャラクターで好感をもてましたし、ブルマとフリーザ2人のドラゴンボールの欲望は笑ってしまいましたし、悟空がカカロットであることを遂に受け入れるラストカットは込み上げるものがありました。
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