いやオチが弱ぇぇなぁぁぁあ
いわゆる「1番やっちゃいけないオチ」、仮にやりたいならもっと記号だけでなく、展開にしっかり伏線を入れないとダメでしょ。
導入は割とコンパクトに前提を伝えてて良かったんだけど、死んだと思われた心霊否定派の教授からのコンタクト、いわゆる本編のスタートから早速ダレる。
というか最初のドキュメンタリータッチな、あれはまあ本人がやってる番組という設定なんだろうけど、あれもそんなに効いてこないので、カメラ写して最初から劇映画タッチにしてほしかった。
3つの事例を調査していくわけだけれども、どれももう手垢付きまくったような心霊話で1ミリも新鮮味なし。
一応「かつて多くの心霊ホラを暴きまくった教授をしても解決できなかった事例」という設定なのだから、説明がつかないという方向に持っていかないと…なんてな話もあのオチの前じゃ全て無意味。空虚。
2つめの事例の「家」の雰囲気、ドアの隙間から見える両親がただ立っている後姿だけがとても良かった。
