赤い天使に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『赤い天使』に投稿された感想・評価

inumura

inumuraの感想・評価

3.0

主人公は誰かの命を救うことが自分の使命だと考えていて自分の周りで人が死ぬことに忌避感を覚えている。その行動には共感できない部分が多く、あまりにも「男性」側の理想像。若尾文子のキャラクターとはどこか噛…

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akrutm

akrutmの感想・評価

5.0

戦時中の中国を舞台に、日本軍に従軍する外科医と看護婦の極限状況下での恋愛を描いた、増村保造監督の戦争映画。原作は、有馬頼義の同名小説。

本作は、戦争の悲惨さを描く数多い映画とは大きく異なり、戦争に…

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数ヶ月前に観た「清作の妻」は、私が監督・増村保造に抱いていたイメージをいい意味で覆す傑作だった。そして今回鑑賞した「赤い天使」の内容もまた、それと肩を並べる重厚さであり、彼の類まれな演出力に対しては…

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yoshi

yoshiの感想・評価

3.5
「父親に似てる」男を好きになる、って気持ちが無理だったけど、それが逆に戦場の異常な空気、不快感を掻き立てていて良かった。
西の勝ちです
上下関係って無くなった瞬間に一気に親密になる。先輩と付き合ってる人がその先輩とタメ口とかで話してる時とか、嫌な気持ちになる。
赤い天使

行動の価値基準が常人からかけ離れた天使
かなりキツイ場面ばかりで見ている間、顔をしかめ続けた
極限状態でトリアージ続ける芦田伸介はそりゃ壊れる
若尾文子のコスプレだけが唯一の癒し
戦争と女性、そして性について憤怒を覚える作品。

ただ映画的ではないため、興趣に触れることはない。

男が始めた戦争によって蹂躙される女性の苛烈さを再認識。
b

bの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

セクハラ、性暴力の嵐
戦争のリアルと言えばリアルか
手を失って自慰が出来なくなった人とかは「身体障害者の性」という難しいテーマではあるし、ある意味切実な事だとは思うけど、女性への負担が大き過ぎるよう…

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K

Kの感想・評価

4.5

生々しさの極致

60,70のばあさんがさくらじゃおかしい
さくらはぱっと咲いてぱっと散るのがいいじゃぁないか
好きな名前です 名前にふさわしい生き方をしたいと思います

軍隊では命令を部下に納得さ…

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昼行灯

昼行灯の感想・評価

3.8

演出的には男性の幻想やんとなるところが多いが、生々しい戦場病院の描写と若尾文子の抑制された演技、クローズアップはおろかほぼ中央に主役2人が配置されない構図のために単なるエロ映画にはならずにすんでいる…

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