これは久々の掘り出し物で美麗な映像に釘付けにさせられるSFだった。謎の言語やデバイス、磁気壁など先進的なSF描写、失踪した科学者を追うロードムービー、そして科学者と合流してからは耐え難い苦難を強いら…
>>続きを読む「息吹か、穀物か?」
仕切られた内側の最先端の現代社会から外の古代をも思わせる自然ある文明的世界、種子を拾い地上から巣へと帰っていく蟻、冒頭の問いに穀物と即答するところから気づき変化していった主人公…
ミミズの生きている土での愛撫。
気候変動、環境破壊、難民などの問題にも言及しているとの事。
映画がエンターテインメントになってしまってから、文化的なメッセージがなくなってしまった。文化的なメッセー…
宇宙の持っている素粒子を種に持たない
人類は宇宙の生態系に馴染まない
遺伝子が途絶えてしまう事態をなんとかしなくてはと
行方不明の学者アクマンを探す旅に出るエロル
道をゆく難民たちの列
道の境に置…
一番はじめは明らかにSF映画かと思っていたが、だんだんと舞台が荒涼とした大地に移り、最終的に大地に手を突っ込むひとりの男に心を動かされ終わった。
彼が見続けていた男は幻だったのか。この荒涼とした大地…
【第30回東京国際映画祭 グランプリ】
『卵』『ミルク』『蜂蜜』の「ユスフ三部作」で知られるトルコのセミフ・カプランオール監督作品。「ユスフ三部作」はそれぞれ三大映画祭で上映され、『蜂蜜』はベルリン…
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