「もう少し静かだったら、皆も静かにしてたら、何か分かるかもしれない」
1990年に公開されたフェリーニの遺作。
単純明快なストーリー・プロットがあるわけではないので、多様な解釈ができる作品。
随所…
オールナイト上映で鑑賞。
自分がフェリーニの作品を観るのは『道』『アマルコルド』に続いて3作目。
今作はフェリーニの遺作だそう。
相変わらず、性に旺盛で、いい意味で楽観的、現実も夢もごちゃ混ぜの…
天井に穴が空いていて、そこから顔を出すってとこのカットの繋ぎ目とか、間違いなく朦朧はしていると思う。祝祭感こそが正義みたいなプロットなのに祭りが2つ(3つとカウントしても良い)しかないのも少ない。け…
>>続きを読む”象徴“をひたすら言葉で繋いでいくような作品。
すべての出来事の辻褄をあわせたり、意味を求めることに囚われたら終わり。
ただ「瞬間の想い」が連続しているのが「人生」じゃないかとしみじみ感じたし、
と…