伝記映画かつフェミニズム映画だった。
今の感覚だと家を出たいなら出たらいいのに、と思ってしまうが、当時は女性だけでは出来なかった。シェリーはメアリーと駆け下ちするが、それにくっついてきたクレアを思う…
恐ろしい"怪物"を生み出したのはまだ18歳の若くて、強い女性だった
『フランケンシュタイン』の作者メアリー・シェリーの波瀾万丈な半生を描いた本作は、あまりにも哀れで残酷な一面と、彼女の勇ましく大…
『フランケンシュタイン、あるいは現代のプロメテウス』の著者メアリー・シェリーが傑作を世に生み出すまでの物語。サウジアラビア初の女性監督ハイファ・アル=マンスールの作品ということで、特に終盤は、監督が…
>>続きを読む『フランケンシュタイン』の作者が『フランケンシュタイン』を執筆するまでの伝記映画。『フランケンシュタイン』は彼女の人生全乗せの魂の作品かつ女性の叫びの作品という着地をする。
主人公は元々怪奇小説好き…
哀れなるものたちの予習として
女性作家としての功績を持ちながら「フランケンシュタインの題名は有名」な点が気掛かりだった
「男という存在が、血に飢えた怪物に見える」
「私という哀れな人間の残骸が惨めな…
このレビューはネタバレを含みます
メアリーが温かい家庭を持つことは叶わず、憧れ、求める姿は、怪物がドラセー一家に向ける姿と重なって見えた。(スコットランドでの生活、そしてシェリーと結婚することで家庭の温かさを知るも、その幸せは長くは…
>>続きを読むThe British Film Institute 2017