しめさばさんの映画レビュー・感想・評価

しめさば

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

見応え抜群でしたオスカーおめでとう!
これはまさしく歩く原爆「ゴジラ」

戦後の日本の暮らしと復興の解像度
オッペンハイマー鑑賞後に調べた、爆心地の5キロ圏内の人達は爆風に晒され急激な気圧により内側に
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.6

降霊でトべるdopeホラー
ミア友達として最悪過ぎて草
みんなの前で痴態晒すのが流行るとかヤバすぎ、こんなん将来的に採用に響くだろうな
ライリーが求められてたのは何だったの?
ラストの救われなさ
ワン
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.7

渡辺謙もピラミッドで召喚してくれ
ゴジラ&コングのバディ最高でした!
故郷を失って仲間を探すコングが遂に同胞と出会えた、と思ったのに「故郷を失った」が悲しすぎた
まーじモスラたん天使すぎません???
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アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~(2024年製作の映画)

3.5

わんこアイドルヘイズと40代シングルマザーのソレーヌ
ニコラスガリツィンの美声よ!もうアイドルデビューすれば?
アンハサウェイ全てが美し過ぎて見惚れてしまう圧倒的美貌パワー
偶にはこういう歳の差カップ
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.6

シティハンターってこんな話なんだへえー
鈴木亮平の魅力全振り!!早業リロードがなんたってかっこいい痺れる
けど画面の下品さが作品の魅力を半減

話自体はウィンターソルジャー計画だったけど血清の出所と目
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.3

魅力的なキャラが雑魚死します
ペドゥナ様を雑に扱うな!敬意を持て!
世界観はいいのにキャラ立ちが浅いのが残念すぎる、気楽な会話劇とか挟まないからただ壮大な話で纏まってしまってる

ロボくん参加遅い…て
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.9

ビルナイ歌上手くて心に沁みました
心が麻痺して単調だと感じるのを辞める勇気
ウィリアムズ課長の有志が人の心を動かす原動力に、フィルム調の画面が味わい深い
おじさんが心動かされるのは認めたくないけどいつ
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異人たち(2023年製作の映画)

4.2

純愛ゲイロマンスだと思っていたのでいい意味で裏切られた
孤独を抱えた者たちに送る心地よいゴーストストーリー
両親との対話、ハリーとの出会い
自分を取り戻す作業に遅すぎることはないし向き合える時はいつで
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.8

グラビティ
私この陽気なおじさんクルーニー大好き
母胎を彷彿させるシーンから娘との想い出、地球に身寄りのない人間が生にしがみ付きその足で地を踏む逞しさ
没入感がやはり見どころ
また5年後とかに観よう

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.6

ヘンリーカヴィルの夢女になれる映画
記憶喪失の相棒に片想い支え続けるサムロックウェルとかいう美味しい設定
発煙筒ガンアクションダンス…
マシューヴォーン、男女カップル興味なさすぎて笑かしにきてるのまじ
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グレート・スクープ(2024年製作の映画)

3.8

また世界中でニュースになってるけど日本では話題にならなかった件
「真の権力には虐待は見えず」
BBC対疑惑の王子
実際の記事を見ると忠実に再現されていて唸った、字幕にはないけどワインスタインの名前がこ
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.6

舞台フランスなのに英語喋ってるの面白すぎる
マザコンチー牛ナポレオンの亭主関白ムーブが怠い 既読無視してたら突然押しかけてきそう
戦法においては滅茶苦茶頭切れるのでホアキンまじで適役すぎる 
和平の為
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

ノーラン流「男の怨念と嫉妬」は怖い
「権力は陰で留まる」
オッペンハイマーの感じる原爆の心理描写がノーランならではで圧倒されるけど疲れた
ラストの言葉の重さ、全ての物理学者に通ずる
でも私安心しました
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

4.0

仮暮らしのマルセル可愛すぎる
お婆ちゃんの頑張ってる姿が本当にマルセル想いで愛が深かった
「ボクは一つのピースとしてポツンと存在するのではなく、世界の一部」
ミニチュアクレイドキュメント新鮮だし癒され
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ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.7

キレたら何するか分からんから平穏な生活を送っていた元ボクサーなジェイクギレンホールが覚醒する
BARの損害費エグい
乱闘あっても演奏続けるバンドがタイタニックの沈没しながら演奏続けた楽団の人達みたいで
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マディのおしごと 恋の手ほどき始めます(2023年製作の映画)

3.6

陰キャ指導員ジェニファー先生の体当たりっぷりが面白い
ヌードシーン出てくるけど色気や見栄えゼロで搾取的でないのがいいこれでいいんだよ

明らかに子ども相手してる30代女性なのはたから見たらやべえけど、
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PROSPECT プロスペクト(2018年製作の映画)

3.6

少女×ペドロパスカル
やはりペドロさんは情に厚い荒くれ者が似合うな…低予算で作られてんだろう、な森のシーン
SWスピンオフみたいな世界観、レトロなスペーススーツ好き
腕切断して貰うペドロさんが見れます
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.8

ドゥニヴィルヌーヴの最恐いざ開戦!
ごめんだけどハビエルバルデムがポール最推しオタクにしか見えなくて本当笑った 名乗らず奥ゆかしい所もイイ!と信奉者と話してるシーン…マジ尊いってなってるシーン…まじ可
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俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

3.7

久々に笑えるコメディだったし不快要素無いのが良かった
身体張りすぎジョンシナ、オスカーでも真っ裸だったし彼どこに向かってるんだ…
10秒で4回しゃぶってるは笑う
この作品で誠実なのは有害な男らしさを包
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レナードの朝(1990年製作の映画)

3.8

眠り病とされる惰眠性脳炎を若い頃から患う患者達
救いはあったんだろうけど意識があるのに身体のてんかんを止められない苦痛に苦しむレナードには悲しくなった

投薬量の操作とか色々大丈夫か?みたいな気になる
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神さま聞いてる?これが私の生きる道?!(2023年製作の映画)

3.8

NYからニュージャージーに越す事になった12歳のマーガレット
身体の成長や初潮への空回りした期待、宗教を含めた自我の芽生え
等身大の10代、大人になるとこの感覚忘れてしまいがちだ
「素敵なお誘いありが
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泣いたり笑ったり(2019年製作の映画)

3.7

ハッピーゲイ映画
イタリアの更年期過ぎても人生を楽しもうとする人生観が素敵
ストレートにホモフォビアがあるのはイタリアもまだまだなんだな…

ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.6

姉妹愛が素敵
敵同士でも最悪の敵を前にすれば結託できる
もはやミリーボビーブラウンにはドラカリス言って欲しかった
ドラゴンの立ち姿があまりにも犬

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.7

大真面目にギャグ挟んでくるの笑う
正史バリーがメンター役になるの新しいね
ビジュアルエフェクト頑張りすぎててなんか凄かった
キートンバッツ先輩の無駄のない手捌き!華麗で乱暴すぎない戦闘、惚れるじゃん
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.8

黒人作家版「ブレイキングバッド」みたいで面白かったけど、後半の展開で興醒めしちゃった
痛烈な皮肉だな、モンクの家庭は確かに難ありだけれど、裕福な医者家庭で家政婦も雇ってるしありがちな苦労で貧困な黒人に
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.4

ロリーキニア大集合
自傷と死骸がモロ映るので注意

顔同じなのに服装髪型性格立ち振る舞いだけで全然他人に見えてしまうのやはり俳優はすごい
モザイク有無の判定どうなってんの?
散歩シーンと抽象的場面が美
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.8

ノーウェイホームのあのシーン思い出し悶々と考え爆泣き再視聴
スパイディの仮面を被っても何処か寂しさとやるせ無さを背負い続ける我らのガーピタ…
ガーピタとエマのグウェンのベストカップル良すぎ 当時付き合
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.8

アリアスターの卒制作品、性加害者の言動の解像度がえげつない
これ被害者を父親にする事で女性側を性搾取に結び付けず、男性側にもその暴力性と生活の破壊の是非を問う場面を淡々と描いているのが賢いと感じた
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.6

ボウと同じくらい徒労したし暗い画面で5回くらい睡魔に襲われた、根性がないと辿り着けない3時間でした!
これ理解したい人は「もう終わりにしよう。」の方が分かり易いかも
アリアスター劇場最前列で堪能あれ!
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

スクーターであの修道院まで行く根性笑
ヴァチクソとても良かったです!流暢な日本語でツイートする監督の親切さに感化されて観たよね
コンスタンティンが恋しくなってしまった、塩や聖水は使わないんだ
意外とし
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ゴッズ・クリーチャー(2022年製作の映画)

3.6

ポールメスカル出演なので観た

己の不義の始末を付ける話にしてはかなり気が滅入る

閉鎖された牡蠣漁を営む田舎暮らしの母親の元に突然帰省した息子
女は消費され男の為に嘘を付き、口裏を合わせる狡い男とい
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エターナル・ドーター(2022年製作の映画)

3.6

「楽しい記憶も悲しい記憶も私の中で生きる」
ティルダ様の一人二役の今どき珍しいローテクなカメラワークの独壇劇が淡々としていて落ち着く画面
接客がなぜかワンオペなのがまじで気になった
隠された記憶のミス
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.9

突然始まるイーサンハント自動車教習!
グレースの運転テクニックがマリカーレベルで笑った
今回も体張り過ぎアクション見事
次回は流石にブラントくん復帰して欲しいな
イーサンハントであり続ける為に女を3回
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

チタタプ!!オソマ!!ヒンナヒンナ!!
野田先生がワンシーンワンシーンにチェック入れてるかの如く原作リスペクトで素晴らしかったです
そして肝心の日熊がしっかり怖い
これ何部作構成なの?江渡貝くぅううう
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.6

孤独に月面任務に挑むサムは何故孤独なのか
ガーティ優しいけど声やってるのスペイシーなんだ…
サムを救う旅に出るサムもはや全員起こして暴動でも起こせば良かったのでは?

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

よちよち歩きのベラ博覧会へようこそ
「君の身体は君の自由にしたらいい」
ベラの破壊期、冒険セックス期を越え博識高い女性への鮮やかな変貌っぷり

優しく寡黙な役が板に付いたラファロのクズ伊達男ムーブ嫌い
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