しめさば

アメリカン・フィクションのしめさばのレビュー・感想・評価

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)
3.8
黒人作家版「ブレイキングバッド」みたいで面白かったけど、後半の展開で興醒めしちゃった
痛烈な皮肉だな、モンクの家庭は確かに難ありだけれど、裕福な医者家庭で家政婦も雇ってるしありがちな苦労で貧困な黒人には程遠い
結局、小難しい彼も売れる資本主義に胡座を掻いてしまった

「人の気持ちが理解できないことは名誉でもなんでもない」
「ポテンシャルは現状に満足してる人が使う言葉」の核心をついたセリフが刺さる
最後のザ・アメリカ人が好むラストの提案をいいね!って採用された苦虫潰したモンクの顔よ…
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