小麦を買い占める有力者によって、町民や農民が苦しむ。競売所でのシーンが凄くいい。あれほど大勢の人間が画面の中にいるのに、それぞれに個性がある。ああいうシーンは全体的に一つの点に向かって動いて(中心が…
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富豪とパン屋に並ぶ人々をクロスカッティングで見せる。
並んでいる人々の立ち姿、人が立ってるだけでここまで見せるショットはストローブ=ユイレと三池『テラフォーマーズ』くらいしか思い浮かばない。
まぁこ…
『國民の創生』を撮った監督の短編。
白黒。
音楽と共に社会批判的なことをしている。
場面が分かれている。
あざといやり方で金持ちの汚さを表現。
映画では報いが下るが、現実はそうはいかんのよね。
そ…
「現代」も…同じなんじゃないかな…
一所懸命働く小麦農家が、小麦を買えず…
買い占めた資本家が、豪華な生活を送る…
…この描き方が…分かり易すぎて…
内心…「コンニャロ〜」と思ってしまった…(…
当時の格差社会を三つの場面に分けて描いた作品。
小麦を作る最下層労働者、小麦からできたパンを売る者とそれを買う者、そして小麦を買い占めている金持ちたち。
みんな妙にリアル。特に労働者たちのボロボ…