パン屋で店主も客も全く無言で微動だにせず立ち並んでるカットが超凄い
あと2カットめの種まきしてるカットの奥行きも凄い。一旦フレームアウトしてから再びインしてくるのも驚きに満ちている。
カットを並べて…
モンタージュにより異なる社会階層の人物間の連関が示される。彼らが最後まで同一時空間に収まらないからこそ、その背後にある搾取と格差への批判という作り手の主義が浮かび上がるつくりになっている。
しかしま…
初期グリフィスの中でも有名な作品。小麦農家、小麦王の自宅、パーティ会場、精製工場、パン屋といった舞台を繋いで構成している。この頃はまだフルショットのみで、バストショットやアップはなし。開巻と巻末は…
>>続きを読む記録
誰がどう観てもこれは映画なのである、それは何故か。おそらく、グリフィスの映画それ自体が映画という事象の代名詞だからだろう。
やはりこの作品にも対立性が存在している。
登場人物の複雑化が見…
ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレによる『四部の提案』のうち1つ
以下引用
イタリア国営放送で1985年年末の深夜に放映された四部構成の番組。D・W・グリフィスの無声短篇映画『小麦の買い…
突然小麦の山に寄ったかと思ったら、小麦王が落ちてきて笑いました。買い占めた小麦に溺れ死ぬとは皮肉すぎます。
農民がパラパラと畑に撒いて、女の子がちょこっと掬った小麦が束になって小麦王の息の根を止め…