ミシェル・フランコの中ではダントツに静かな映画だし、ストーリーに起伏があるわけじゃないのに、死を扱ってるだけに目が離せない。
この監督の映画はマジで観入ってしまう…
そしてラストシーンよ…
映画…
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安楽死を訴える患者に寄り添った看護師デヴィット。 過去にも息子を安楽死させ家族が崩壊している。彼も息子を看取った時から自分の人生を棄て、患者にのめり込むことで生きてきたのかな。ラストは自死。相手の運…
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音楽、説明台詞を一切排除したフィックスの長回しで主人公の空虚を淡々とみせてくる。喪失を繰り返すことで生きていられるかのよう。
むちゃくちゃ好み。
安楽死の是非や思わず息を呑むラストの解釈は誰かの意見…
タイトルと似た作品群からラストは想像通りだろうと高を括って鑑賞。
違った!ラスト直前まで右に誘導し続けておいて、最後の最後にキュッとハンドルを左にきってスパッと終了だった。
単純なアプローチかと…
原題は「CHRONIC」。
”慢性的な”という意味がある。
この"慢性的"とは、本作にはどんな意味があるのだろうか。
そんなことを考えながら観るといいかもしれない。
とんでもなくリスペクトしている…
©Lucía Films–Videocine–Stromboli Films–Vamonos Films–2015 ©Crédit photo ©Gregory Smit