【1966年キネマ旬報外国映画ベストテン 第7位】
『トム・ジョーンズの華麗な冒険』トニー・リチャードソン監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品、英国アカデミー賞では衣装デザイン賞を受賞した。
すごい…
村を襲い家畜を沈める水、夜を焦がす炎、散乱する死骸、木を伐る男たち、画面の大半を覆う森、虐殺とセックス。侵犯の力に溢れた映像だ。行かず後家の荒れ狂う倒錯は、哄笑する英雄の悲劇的な死を享楽することで漸…
>>続きを読むJ. モローということでchoice
そしたら…ジュネ×デュラスのダブルパンチ!
これ程、屈折した淫靡臭は無いだろうと、ワクワクします。なんせジュネは男娼にして泥棒…しかしその文才はサルトルやコクト…
ひとつのヤンデレ。
なにを目的か水門を開放している女性。村は教会の行進で出払ってる。そそくさと現場を後にした彼女は、道草で見つけたうずらの巣の卵を破壊。やばい。流れる大量の水。牧場の動物たちが溺れ…
久々に衝撃を受けた作品。
次々と起こる災い。全ては勝手な執着のために。
主人公の瞳に映る燃え盛る炎。マドモアゼルと言われ、淑女として村人に慕われる女教師の中の誰も気づかない激しい炎。
激しく美しく延…