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ザ・アウトローのGOROTUKIのレビュー・感想・評価

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)
3.9
本作の冒頭こんなテロップで始まる。
「1年に2400回、週に44回、1日に9回、48分ごとに銀行が襲われる町…銀行強盗で世界的に有名なこの町の名は…ロサンゼルス」
皆さん
ロサンゼルスで口座開設しない方がいいですよ!^_^
では感想

映画タイトルにおいて
『アウトロー』と名のつく
作品は多い。
トム・クルーズの『アウトロー』
クリント・イーストウッドの『アウトロー』
中条きよしの『新宿アウトロー』^_^
そんな中、頭ちょっと出て本作面白かった。
その理由はやはり、監督・脚本と編集の手腕に他ならないと…
〜おっさんでもわかるクリスチャン・グーデガスト監督・脚本〜
1970年ロサンゼルス生まれ。
父親は、『地球爆破作戦』『タイタニック』に出演したドイツ系アメリカ人俳優エリック・ブレーデン(本作でバーの店主役でカメオ出演しています)。初めて書いた脚本「Black Ocean」がオリヴァー・ストーンに売却され、脚本家としてスタート。
脚本作品に『スピードレーサー』『エンド・オブ・キングダム』など…諸手を挙げて傑作ではないですが(・_・
本作で監督デビュー!

〜編集ジョエル・コックスについて〜
1942年ロサンゼルス生まれ。
75年『アウトロー』に編集アシスタントとして参加して以来、クリント・イーストウッドとは約40年にわたり手を組み、『許されざる者』でアカデミー賞最優秀編集賞を受賞。
編集作品に『ミリオン・ダラー・ベイビー』『アメリカン・スナイパー』『プリズナーズ』など…諸手を挙げて傑作ですが!^_^
本作の編集も手がけている。

そんなお二人が心血注いだ銃撃戦!
とくに
M249 SAW パラトルーパーのトリガーを引いて始まるクライマックス銃撃戦!
52日間の撮影中、10日間を費やし撮影、ハイウェイを600メートルにわたって封鎖、250台の車を使用し、うち50台を破壊!
臨場感を高めるため音楽なし!
自身1800円の元は取れました!

そんなこんなで
兵器係にこの業界では珍しい女性のジャネット・ラトレル、武器を扱うテクニック指導者にジェイミー・マーシャル、ロングレンズとワイドショットを使いキャラクターにフォーカスを当てた撮影担当のテリー・ステイシーなど裏方さんの心血も忘れてはならない!

お豆知識
パラトルーパーとは空挺部隊仕様という意味だそうです。
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