『Tメン』のセリフリメイクというより、設定が似た続編。舞台も都市ではなく半分西部劇。ズブズブと沼に沈む冒頭から西部劇みたいなラストまで非情な暴力がモノクロに映える。静かに冷たく進行しながら、その下で…
>>続きを読む潜入捜査を描いた傑作「Tメン」(1947)の、監督アンソニー・マン×撮影ジョン・オルトンが同作をセルフ・リメイク。ただし舞台も捜査対象も全く違う。
貧困のメキシコから職を求めてアメリカ入国を希望す…
同じ監督と脚本によって作られた『Tメン』のプロットを軸となる潜入捜査の過酷さはそのままに、メキシコとアメリカの国境で起こる事件を捜査する二国の捜査官のドラマに無理なく変える仕事っぷりはまさに職人。所…
>>続きを読むホークスのヒットパレードは完全な二番煎じだったけど、こっちはリメイク版の方がおもしろかった。向こうはギャングと財務省の対立で、スパイは2人とも同じ立場にいたけど、こっちのスパイは1人は斡旋側でもう1…
>>続きを読む「国境事件」
本作はオルトンのコンビが作り上げた初期の傑作を同じコンビでリメイクしたノワールで、この度DVDで初鑑賞した。舞台はアメリカメキシコ国境の町。メキシコから労働者を不法入国させる闇組織を…
題材が題材なだけに合衆国の政治的欺瞞を感じざるを得ないのだが、それはそれとして、なかなか面白い。耕耘機がゆっくり近づいてくるシーンはクルーゾーの『恐怖の報酬』に先駆けた異質のサスペンスを生み出して…
>>続きを読むメキシコの労働者をアメリカに不法入国させる組織。
彼らを一網打尽にするために、両国は潜入捜査を開始する。
低賃金で働かせるだけ働かせ、帰り際に死の峡谷で金を奪い殺害するという悲惨な話。
『Tメン』の…
一場面の処刑用のトラクターの見せ方がめっちゃいやらしい。
意識はあるけどボロボロで身動きが取れない中でカタカタと音を立てながらゆっくりと迫ってくるトラクター。
もしトラクターにスピード感があったら絶…
実際の事件を基にした潜入捜査ドラマ。
ってか、
この時期にまだこんな事件があったとか、米墨国境地域やべぇ。
不法入国させて賃金中抜き→わかる
帰国時に峡谷で襲撃して強盗→やばすぎ
まあ、ラオス…