このレビューはネタバレを含みます
最初に観た時はとても救いようのない話で、どうしてこんなに暗く絶望的な話を作るのかと思ったが、今回改めて観直して絶望の中に差し込む一筋の光の美しさを感じた。
パチンコでライターをもらっただけの恩で達夫…
やるせなさと悔しさでたまらない気持ちになるけど、なぜか何度も観てしまう映画。自分にとっては現実味のない話だけど、世の中には想像もつかないような家族があるのだと思う。達夫も千夏も拓児も、みんなを強く抱…
>>続きを読む公開時の感想です。
近年の邦画では珍しく涙が溢れてきてしまった。
心の機微がとても繊細に描かれていて、相手に対する愛溢れる手、表情、そしてそこに流れる空気感、すべてが心に突き刺さってくる。
観る側が…
キネカ大森で再上映されているので再投稿。
10年前の映画だけど名作は色褪せないという感想。
時が経つと腐っちゃう映画多いと思うけど、ずっと生きていると思う。
函館で達夫も千夏も拓児もずっと生きて…
どこまでも救いがなくて……千夏にとって達夫が唯一の光だったのかな
そして、"そこのみ"と"底のみ"がかかってるというコメントを見てハッとした👏
池脇千鶴さんは本作で初めてがっつりお芝居を観たのだけ…
内容はエグかったですが、凄い良かったです。
出て来る役者さん達が皆さん素晴らしい。
制作陣も含め、一流の人達で表現した「めっちゃ暗い邦画」。って感じです。
貧困の家庭を支える池脇千鶴。演技はもちろん…
感情を上げて下げられると涙がでてくるけど、下げて下げて下げ続けられると涙はでてこなかった
"底"のみにて光輝くなのかな それぞれ相手のいる"そこ"のみにて光輝くなのかな
音と余白が美しかった
©2014 佐藤泰志/「そこのみにて光輝く」製作委員会