ロブライナー、真面目か!!!!
架空のブリティッシュロックバンド「スパイナル・タップ」のツアーを追った体のフェイクドキュメンタリー。
音楽ものでハードロックでフェイク、どんなはちゃめちゃなバンドが登場するかと思いきや…うーん!全体的にリアルな範囲に収まってんな!!!!
メンバー交代の経緯だけリアリティのない話になっているがそれは本筋には絡まないただのギャグで、そのほかのメンバーのキャラクターや曲、歌詞、ジャケット、起きるハプニングに至るまで、「むしろありそう!」のオンパレード。いやそれだけクオリティ高いとも言えるけどさ。
まあ、たしかにハプニングに関しては現実では起こりにくそうなものもあるが、その方向性が、こじんまり(見た人はわかるが文字通りの意味)した方向に進むので、フェイクの醍醐味は無い。
「さあどこからリアリティラインが揺らぐかな?ワクワク」と思いながらみて、結局最後まで「まだかな?」で終わってしまったという印象でした…。
まあ、わたしが「オカルト」や「コワすぎ!最終章」をフェイクドキュメンタリーの教科書にしてしまっているのがいけないのかもしれないね…!
曲は良かったのでサントラ欲しい。