二児の母である主人公が理由も無く不安に襲われ、日常生活を今まで通り送れなくなっていく姿を描く。
もっとニューロティックなスリラーなのかと思ってたらちょっと違う。それもそのはず鬱病を患った原作者の手記…
ある主婦の実体験をもとに脚色された心理サスペンスドラマ。誇張がなく事実に即した目線は起伏を産みはしないし、刺激的なファスビンダーを期待する方には物足りないのかもしれないが、私のようなワンオペ育児に…
>>続きを読む主婦する傍ら執筆活動を行なって生活していたアスタ・シャイプから送られてきた原稿を基にファスビンダーが脚本を書き上げて制作したテレビ用映画。テレビ用とはいえ見応え充分で、物語や演出の平易さがむしろ作品…
>>続きを読む女性主人公のニューロティックスリラー
夫や姑、小姑と言った抑圧的な環境に置かれているものの、直接的な鬱の要因を描かないのは『ジャンヌ・ディエルマン〜』的で良かったが、テレビ映画ということもあってか説…
ファスビンダーのテレビ映画。フラン・レボウィッツ『嫌いなものは嫌い』のような潔さすらある捻くれたタイトルが良い。ストーリーが分かりやすく仕立て上げられたテレビドラマだからこそ、字幕なしで観れたみたい…
>>続きを読むファスビンダー監督による「自由の代償」(1976)と同年のテレビ用映画。普通の専業主婦が第2子出産と前後して理由のわからない不安におそわれるようになり、日々症状が悪化していく様子を平易な表現で描く。…
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