半兵衛

クノックの半兵衛のレビュー・感想・評価

クノック(1950年製作の映画)
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当時の医療問題を主人公の医者を通して風刺しているのだろうけれど、元ネタや当時の状況が皆目わからないので喜劇なのに最後まで一切笑うことが出来ず。リリー・フランキーが昔エッセイで語っていた「喜劇というものは古びやすい」という言葉をはからずも実感することに。加えてヨーロッパならではの体の動きで笑わせず、会話や癖など微妙なニュアンスで笑わそうとするスタイルなのが笑いどころを掴みにくくしている。

あと主役のルイ・ジューヴェの演技、結構癖があるなあ。
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