後半から傑作。旅行代理店のカウンター前でウォルター・ヒューストンとメアリー・アスターが交わるか交わらないか、瀬戸際の駆け引きにハラハラと胸躍る。この二人が出てくるショットの演出はもれなくギンギンに冴…
>>続きを読むウィリアム・ワイラー監督作は、映画に夢中になり始めた頃からけっこう意識して観ていた気がする。雑誌が名作映画として紹介する記事には「ローマの休日」を筆頭に「ベン・ハー」や「大いなる西部」など名前が挙が…
>>続きを読む▪️JPTitle :「孔雀夫人(1936)」
ORTitle:「Dodsworth」
▪️First Release Year : 1936
▪️JP Release Date …
ウィリアム・ワイラー監督の初期作品であるが、人間の本当の『愛とは…』に気付かされた時には、鳥肌が立ち、感動の涙!
素晴らしい映画だった。
自動車会社を20年間経営してきた男ダズワース(ウォルター・…
羽根を広げた孔雀のように上辺を着飾って若く見せてアバンチュールにうつつを抜かす馬鹿妻物語。前半で若きD・ニーヴンが振られた腹いせに捨て台詞で「小喝」入れて「小アッパレ」浴びせるが何の反省もなく愚行を…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
DVDで鑑賞。
おそらく1930年代の米国が舞台。
自動車会社を経営する主人公が会社を競合に売却し、仕事をリタイア。
妻とのんびり海外旅行を楽しむ過程で色々ある話。
妻は田舎町の生活に満足しておらず…
ヨーロッパの上流階級に決して馴染めない成金のアメリカ人夫婦を通して痛烈なアメリカ社会批判を描いたストーリー。
と言っても堅苦しさは全く無く、軽薄で身勝手なルース・チャタートンとそれを苦々しく思いなが…
No.101[アメリカ人の鬱屈した欧州への憧れ] 70点
自動車会社で富を得た真面目な夫サムと、欧州文化に憧れてアメリカを軽蔑する無知で奔放な妻フランの過激な対比は、そのまま当時のアメリカ人の鬱屈…
アカデミー賞ベスト「8作目」
~あらすじ~
サムはアメリカで20年間経営してきた自動車会社を売却し妻と憧れのヨーロッパへ旅に出る。しかし行きのクルーズ船で妻が別の男に恋をして…
個人的にあまり好…