ミッドポイントまでは、権藤(三船敏郎)の葛藤
ミッドポイントの後からは、犯人の輪郭を確立していく
脚本の優れた映画
人物がいなくなったり、動くと視聴者の視線がそちらに誘導される
アニメみたいに、役…
このレビューはネタバレを含みます
黒澤明は4作目。
これまで観てきた羅生門、赤ひげ、七人の侍と雰囲気が異なるのは、原作が海外作品だからだろうか。
終盤の犯人の鬼気迫る演技は、流石、山崎努さんだった。
黒澤映画の一番好きなところは、…
このレビューはネタバレを含みます
ラストの突き放し方に誘拐犯罪への痛烈な断罪を感じる。
ヒューマンドラマの部分は他作品同様、監督らしい人間愛や道徳感を感じるけど、舞台が現代なので他の時代劇モノと比べると、砂埃や炎、雨といった風を感じ…
ずっと観たかった名作。
想像してたのと
全然違いました。
会社員の話だと思ってた。
長尺だけど展開が
コロコロ変わって
最終的には主人公が
被害者から犯人に
変わる感じがすごい。
三船敏郎さん…
立て続けに時代劇を撮った黒澤明が
気分転換も兼ねて現代の犯罪劇を所望し
白羽の矢を立てたのがE・マクベインの
人気シリーズ「87分署」の中でも傑作と
言われていた「キングの身代金」でした
“ 徹底…
このレビューはネタバレを含みます
古い映画は、知ってる俳優さんの若かりし姿、当時の街並み等の見所もありますね。
前半の邸宅内での会話劇は、とても引き込まれた。
後半の詳細な捜査過程は面白かったけど、既に最悪の事態を回避してしまっ…
靴屋の重役の息子が誘拐され、身代金を要求されるお話。
被害者の三船、犯人を追う仲代、そして犯人のあの方(マジ名演)と当時の新旧スターの縮図が見える。
だんだん犯人に迫っていく展開が激アツ。
映画では…
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