豚が駆け抜けていくときに女性たちの脚が映し出されるところなんかはあまりに鮮やかだし、それにつづくダンスのシークエンスも本当にたのしい。
水死したかもしれないオイリュディケを探すオルフェウスとしての主…
少し期待しすぎたかもしれない。
もう約1世紀前の作品という補正もあり、不朽の名作に違いないと思っていた。
不朽の名作なのには違いないのだろうが、純粋に自分の感性とは合っていなかったのかもしれない。…
田舎で暮らす夫婦の元に都会から来た女がやって来る。彼女に一目惚れした夫は彼女と都会で暮らすために妻を殺そうとするのだが...というお話
初ムルナウ。
面白すぎて見てる最中涙が出てきた。予想以上にか…
評価4.3という驚異的に高い作品で期待に胸を膨らませて見ました。
1920年代とは思えない程の洗練されたカメラワークに圧倒された。
と言いたいところだが、それは見てから調べて知ったことで、到底素人…
やっぱもうちょいサイレント観ないとだめやなあ…まじですごすぎる…トーキーに進化していないからこそ到達しうる境地があるんだなあ…サイレント数えるくらいしか観てないけどだいたい素晴らしい(今まで語り継が…
>>続きを読む友人に勧められて視聴。
冒頭は主人公の男性の移り気な性格に弊壁していたが、カットが美しくストーリーも明快だったので楽しんで鑑賞できた。見えない部分をどのように表現するかという事、また、光の表現に工夫…
全部の乗せ
葦の林を抜けて主人公と女が現れるおどろおどろしい移動撮影から既に印象的でしたが、殺人未遂から新婚旅行へ、というあまりにも急転直下すぎる展開を平然とやってのけた演出が見事でした。
主人…
実の夫に殺されかけてうちひしがれる妻の表情や仕草に纏わりつく壮絶な空気がそのあと夫婦の絆的なモノに綺麗にかき消される、そして反動的にいちゃいちゃが始まる、という「死」をフリにして「生」を肯定すること…
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