中世に作られた礼拝堂。
音響効果がいいというので今は演奏場に使われている。
ここで、
あるオーケストラのリハーサルが行われることになった。
テレビ局もこの模様を取材しにやってきている。
が、
こ…
コレもフェリーニらしさの表現形態⁈ 古い礼拝堂に集まったオーケストラ演奏者の面々、そこでのTV取材を含めたリハーサル風景が各々勝手な行動で一向に指揮統一取れない混乱ぶり。俺の楽器が一番重要だと自説の…
>>続きを読むフェリーニ×ニーノ・ロータ、最後のコラボ。製作後まもなくニーノ・ロータは亡くなりました。
13世紀に建てられた礼拝堂で行われるオーケストラ・リハーサルで起こる騒動を描く。テレビ用に製作された作品。…
混沌としたオーケストラは、そのまま国家というもののありようが投影されているように思える(ちょっとだけ、ザ・フーの「無法の世界」を思い出す)。
中学入学時にこれを観ていたら、吹奏楽部に入ってたかな。入…
前に映画の編集をしている人の本を読んだ時に、編集とは時には監督よりも重要だ、と書いていたのをこの映画を見て思い出した。
劇中語られる指揮者の音楽論は、そのままフェリーニの映画論に思える。
これはオ…
鑑賞記録
鉄球で礼拝堂を壊したり
ドイツ人指揮者の代わりに
巨大なメトロノームが出てきたり
社会的な背景もちらついて
まとまりのない映画だったが
最終的に演奏者としての誇りを
それぞれ取り戻した事…
ファシズムや多数の暴政やその他外的要因やら信仰やら時代やらなんやらによって危機にさらされる社会や芸術。ディオニュソス的作品世界が最高すぎる。前半後半で違う良さが出るんだけど作品全体に良い効果をもたら…
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