このレビューはネタバレを含みます
南北戦争のドキュメントかと疑うような凄まじいロングショット。
リリアン・ギッシュとヘンリー・B・ウォルソールとの川辺のショット、最後の崖のショット。
看過できない問題点など色々あるにせよ凄い映画には…
技術と思想を分けて、思想はアカンが技術は良いみたいな議論をよくされる本作だが、そんなに簡単に分けられる話でもない。グリフィスが用いるクロスカッティングやパンフォーカスといった技術はもっぱらサスペンス…
>>続きを読む色々語り尽くされているので特に付け加えることもなく、南部思想という回顧主義的な面が人種差別と言われる所以だろうが、野心の実践よりもその口実を批判されてはたまらん。以前以降で映画史が異なる"グリフィス…
>>続きを読む"アメリカ映画最大の恥"と呼ばれたD・W・グリフィス監督の問題作ここにあり。
1850年代アメリカ南部は黒人奴隷制度が根強くあり、それを良く思わない北部との間で"南北戦争"が勃発する…
D・W・グリ…
100年以上前に作られたとは思えないクォリティの高い作品。南北戦争の悲劇、人種問題の根深さ、怖さがリアルに伝わってくる。無声映画だが2時間半があっという間に過ぎてしまった。表情だけで多くの複雑な内な…
>>続きを読むD・W・グリフィス監督の本作と対峙して、152分の至福の時間を与えてくれたことを感謝すると共に、アメリカ南北戦争前後の徹底的に再現された映像を観て「アメリカの創生」に係る歴史を再認識させられた空前絶…
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