黒人を獣のように描いていたところが痛ましい。それと同時にKKKを正義として描いていたことも。
でも当時生きてたらきっとちがう見方をしてるんだろうな。ただこの映画が酷い、怖い、ダメだ!と思えて言える…
史実がどうであれ、物語と映像の力を用いて白人至上主義団体のKKKを美化し、その活動を正当化しようとするようなきらいがあるため、決して無批判に受け止められるべき作品ではないし、"危険な映画"である(歴…
>>続きを読む『國民の創生』(1915)
原題:The Birth of a Nation
物語は南北戦争直前からその後の時代を背景に、南部と北部の二つの家の人々がそれまで親しくしていたにもかかわらず敵対して戦…
このレビューはネタバレを含みます
南北戦争、奴隷解放、リンカーン暗殺、KKKの誕生……アメリカ激動の時代を描く超大作。アメリカ初の長編映画でもあるらしい。ただ途中まではいいけど、KKK誕生の少し前あたりからおやおやと思う描写が増えて…
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「ストーンマン議員(かつら)」
ストーンマン「黒人は白人と同等である!」
リンチ「私は白人と結婚したい」
ストーンマン「(いいじゃないか、頑張りたまえ。ハッハッハッ)喜」
リンチ「相手はあなたの…
イメージショット
クロスカッティング
スポットライトみたいに1部だけ見えてるような演出
舞踏会のカット
かがり火とのクロスカッティング
街襲われシーンクロスカッティングとても良い
戦場突撃シーン、走…
映画は怖いと思う。あのKKKが正義の味方なんだから。「白馬の剣士」を観てるような気持ち、黒人に若き乙女、老人が殺される。
「急げ!早く!」と応援してしまう。
我に返る。そうかKKKだった。💦
…
1915年公開のため、撮影されている時期を考えれば、ドキュメンタリーではないとしても資料価値のある作品だと思った。すでに言及されているように、白人視点での歴史の叙述であって、手放しに傑作とは言えない…
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