記録
【午前十時の映画祭 14】にて、小津の作品を巨大なスクリーンで観ることのできる悦びに打ちひしがれる。冒頭に映し出される東宝のロゴに違和感を覚える。
小津安二郎は保守的だと評価する人たちもい…
まさか小早川の秋を4Kリマスターでスクリーンで見れるとは。だって4K化に消極的な東宝作品なもんで。
午前十時の映画祭には感謝。
小津映画って、実はポップでオフビート的なギャグに、独特なカメラとカット…
やはり、本作は、新珠さんが素晴らしい。それと、浪花千栄子も素晴らしい。
これ、森繁が唯一、出演した小津作品なわけでもあるんだが、森繁と小津はやはり合わなかったようだ。
森繁が少ししか出てこないの…
このレビューはネタバレを含みます
うーん、面白い…。
小津にとっての家族、それは大いなる矛盾を内包しながら蠢く装置。とりわけ戦後日本における家族の変容を描いているという点では、本作も他の小津映画と通底しているのだけど、小早川家にはも…
このレビューはネタバレを含みます
前に一度見た時に家族関係の複雑さに混乱したのを覚えてたので、事前に予習して鑑賞。
そこさえ押さえておけば、話も割とシンプルで見やすかった。
ただラストの葬式のシーンは、急に不穏な音楽と群がるカラス…
ちょこんと爪先立ててしゃがむ原節子と白川由美の微笑ましいガールズトーク。最後のお葬式への道はエンドレス・ポエトリーみたい。杉村春子は登場シーンがほんの少しなのに気を抜いてるとあっという間にその場を攫…
>>続きを読む新珠三千代、好きです。今作は小津が東宝で監督した唯一の作品であり、関西を舞台にした作品。冒頭のネオン、この色味がいいよねー。並べられた桶など、家の外の様子もいい。一瞬映る「チャイナサロン 夜来香」の…
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