水俣病が一切現れないこのドキュメンタリーは、ひたすらに日々の生活を撮り続ける映画だった。雑草の目線に合わせたり、家の素材を舐めるように見たり、カメラ位置の高さを意図的に変えること、また、映像と音声が…
>>続きを読むドキュメンタリーとフィクションの狭間、つっても“ドキュメンタリー”と“フィクション”の狭間に明快な境界線なんてモンはそもそも存在しないから、あらゆる映画は、スペクトルみたいな曖昧な狭間で、各々のやり…
>>続きを読む阿賀のその後。
ドキュメンタリーというより素朴なアート映画といった趣で、途中にはちょこちょこメタ的に撮影シーンが挟まっていて楽しい。
薪ストーヴの上で沸騰し続けるヤカンの長尺シーンが印象的だった。…
「阿賀に生きる」とはアプローチが違い、だいぶアート的。これ単体で見ていたらしんどかったかもしれないが、連続で見たことで涙が出た。
さっきまで画面に映っていた人も風景も変わっていく儚さ。記憶媒体として…
良かった!(安直だけど、長谷川さんがまだお元気でいらして感動…)
『阿賀に生きる』から10年、その間の時間が撮る側、撮られる側の何を変えて、変えなかったかを確認しようとする試みって感じで面白かった…
『阿賀に生きる』から10年、
あの自分の仕事に誇りを持って見事な年のとり方をした人の多くが亡くなり、田んぼは荒れ果て、風景も変わっている。
残された妻や子もいるが、終始寂しさが流れている。
完全に消…