ヨーロッパ一九五一年の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 11ページ目

『ヨーロッパ一九五一年』に投稿された感想・評価

偶然性に引き込まれて開眼していく。
クローズアップが印象的。
ラストの高尚さたるや。キリスト教に親和性を持ちながら、異なった聖女を描いてる。
釜ヶ崎と福音を読んでるので、なおさら芯に響く。
tk33220

tk33220の感想・評価

4.5
夜道やイングリッド・バーグマンの衣装の黒さと、団地や病院の壁などの白さがよく画面に出ている。スタンダード画面にバーグマンの長身が際立つ。自殺を図る場面での性急で大胆な繋ぎ方も凄まじい。
息子の死で開ける心と目。
なんで美しくて、切なくて、大きいのか。
RyoS

RyoSの感想・評価

3.7

聖女になったバーグマン、それを理解できない周りの人々。2人の男性の間で揺れ動くバーグマンは、資本主義と社会主義の狭間で揺れ動くヨーロッパを暗示してるのだろう。

印象に残ったセリフ
「(息子に死なれ…

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てふ

てふの感想・評価

4.0
シネマヴェーラ渋谷 ネオリアリスモ特集

奇怪な映画だった。
cinemar

cinemarの感想・評価

-

イタリアの荒廃した川岸には決まってジュリエッタマッシーナみたいな、身体で感情を露わにする女性がつきものなんだなって思ってたら、ジュリエッタマッシーナだった。

イングリッドバーグマンの聡明さと美しさ…

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2016.11.14@シネマヴェーラ渋谷
《ネオリアリスモ》
のり

のりの感想・評価

3.6

息子を失った裕福な女性が貧困の人々を助けることに生きがいを見出していくが…

やることなすこと上手くいかない。個人的に彼女のやっていることが間違いだとは思わない。しかし彼女の想いや行動の真意を知らな…

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現代のジャンヌダルクを描こうとしてたのかなー?

子供の死がきっかけで、貧困層の人を助ける事に生きがいを見出した、上流層の婦人の話。

イングリッド.バーグマンは、本当に不安な顔で振る舞うのが似合う…

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自己を定立する過程を躁病的スピードで描ききり、その果てに宗教的崇高ささえ見せた、ロッセリーニとバーグマンの蜜月が産んだ奇跡のような作品。

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