この映画が「わかる/わからない」という次元の話ではなく、今の私にはこの作品を観て受け入れる余裕がないということに気がついた。群馬県はそこまで田舎でないし都心部にも近いけど、あの自然を見ることが苦しか…
>>続きを読むこういう感じの映画…誰かのを見たなーとずっと思っていたけど結局思い出せず。
眠るアンソンギ、哀しいけど美しい。
終盤の野外での能のシーン、風が強くなり木の梢枝がざわめき死んだ人の魂が揺れているみ…
<悠久の自然と人の世の儚さ>
山で転落事故に遭って以来、意識不明のまま眠り続ける男、拓次と、そんな彼を見守る家族や友人、地元の人々。拓次の友人である電気修理屋の上村、町のスナックで働く「南から来た…
ひとつの村を描写するということにおいてこの映画ほど静かで細々としたものは無いと思った。雪が降る日の冷たくて痛い空気に似ている。温かさも哀愁もある。全編を通してショットの美しさが素晴らしい。
怒りや憎…
アピチャッポンと「もののけ姫」「追憶の森」を思い出す、森の精気を感じる作品。小栗康平オリジナル脚本。そのどの作品よりも先に制作されている。
言葉にするのが難しいが、男が昏睡しているこの村の森に誘わ…
テーマは生命観でしょうか。川を流れる水のように、自然の中で生命が流れていく感じ。魂呼びのシーンは滑稽さが出ててシュール感あり。デカい月とブロッケンの画がナイス。ロケ地はすずらん通りだけわかった。今も…
>>続きを読む群馬県「眠る男」製作委員会