このレビューはネタバレを含みます
ガンジス川の辺りに住む多感な少女ハリエット、同年代の少女バレリーとメラニーは仲良し3人組だけどある時メリケンから大戦で片足を負傷した若い大尉がやってきたことで初恋や身内の死別といった人生の出会いと別…
>>続きを読む恋心や人生が不確定な河の流れと水面の揺れで表現されているようだった
筋肉の動きにあわせて形が変わる体に反射した太陽の光みたいな、それこそ形が定まることのないものの美しさを捉えていると思った
効果音を…
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三者三様、思春期の少女の頑なさみたいなものが瑞々しく描かれていた。あの年頃って年上のお兄さんてなぜかかっこよく見えてしまうんだよね…大尉も最後は憑き物が落ちたみたいでよかった。
あと、お昼寝のシー…
相米慎二のお引越しじゃないが、自然と土地の力と、家族関係や恋愛関係、生死の変化に関わり変わる若者の様子を描いているのが普遍的な良さを持っている感じがする。スケールの大きな現地ロケが、その時代のインド…
>>続きを読む【牧歌的な植民地体験】
フランスの映画監督ジャン・ルノワールが、(第二次世界大戦の戦禍を避けて)ハリウッドにいた時期、1951年に作った映画。インドに住む英国人家族複数の模様を描いています。
原…
主要登場人物が何かしら疎外の現実を抱えていて、物語のなかで東洋が特別な何かになっていなかったのがよかった。東洋の文化を語るパートはあるけれど、それを不思議がるというよりもむしろ理解しようとするように…
>>続きを読むルノワールなので見た。ちょっと前のインド、ベンガル地方、この河はガンジスなのか?30年位前に旅行したのだが、こんな田舎には行かなかったなあ。でも、この風景、黄麻工場、バザール、祭り、フィッシャーマン…
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