このレビューはネタバレを含みます
何も知らずに観たので絵画についてしれるのかなと思ったけど〝落ちているものを拾うこと〟をメインに語っていたので思っていたのと違った。
絵画について知りたかったんや私は…となったけど「捨てられたものを拾…
このレビューはネタバレを含みます
何かを「拾う」ことに特化した作品で多面的に構成されている。
色々な人の人生が背後にあるのが伺える。
作中の言葉「一つひとつが線となり方向性を示す」はこの作品そのものでもある。
拾う理由は様々。人…
アニエス・ヴァルダのドキュメンタリーが面白いのは、社会問題として問題提起し、結末ありきで取材し素材を繋いでいるのではなく、彼女の感性や主観も交えながら、より自由に様々な人間との出会い、そこから彼女も…
>>続きを読む【収穫を終えた畑や果樹園、街のゴミ箱から食物を拾って暮らす人々を撮るアニエス・ヴァルダ】
現代の落穂拾いは、人が生きるための手段
彼らに3秒ルールはない
アニエス・ヴァルダは相変わらずアツいお…
様々な問題を提起していて、考えさせられるドキュメンタリー。
監督の言わんとすることは理解できるし、その骨格に対して、監督が興味を持った者などのシークエンスを巧みに絡ませた構成は見ごたえがある。
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(c) ciné tamaris 2000