ジョン・フォード監督作。
アメリカの劇作家ユージン・オニールによる1917年初演の戯曲「長い帰りの船路へ」を巨匠ジョン・フォードが映画化した戦時ドラマの佳作で、ジョン・ウェイン&トーマス・ミッチェ…
グレッグ・トーランドの神業撮影。
冒頭の娼婦たちの艶めかしく蠢めく姿に、それを見つめる船員たち。ウォード・ボンドの吐く紫煙。
影だけの戦闘機。
最後の展開はオウムがきっかけというのが実に良い。新聞の…
*310
□物 語 ★★★★★ ★★★
□配 役 ★★★★★ ★★★★
□演 出 ★★★★★ ★★★
・テ ン ポ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・喜怒哀楽 ☆☆☆☆☆ ☆☆☆
・ドキドキ ☆☆☆☆☆ ☆☆…
戦時中アイルランドに向かう貨物船とそれに乗り込んだ船員達の悲喜こもごもを描いた作品でした。
最初、これは何をしている話なんだろうか?と思う程様々な人々のエピソードがある群像劇でした。どうやらこの作品…
このレビューはネタバレを含みます
ジョン・フォードの映画はゆったりしててあくびが出るようなものもあるのだけど、『肉弾鬼中隊』同様、ダドリー・ニコルズの脚本だからか、これはめちゃくちゃおもしろい。そして噂通り撮影が凄い。ラストショット…
>>続きを読む白黒映画の良さを存分に発揮している作品、わざと娼婦の顔を影で隠したり影の動きだけで観客にそのシーンの意味を提示するなどとにかく陰影の使い方が上手く重厚感があった。
あとジョン・フォードって西部劇の…
ジョンフォードが海洋物で武器を積んだ貨物船に乗った船乗りたちの苦難を描くが、怪我をして治療も受けられないまま死んでゆく男とか、スパイの疑いをかけられた男の箱の中身が妻からの手紙だったとか、そこでのエ…
>>続きを読む 久しぶりのジョン・フォード
『駅馬車』が思ってたんと違うになって避けていました。この作品はその後に作ったあまり知られていない作品。
でも淀川長治さんお墨付きです!
戦時中に軍の命令で、爆薬を…